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名言で読む名著傑作の集大成 名著全書

論語 名言と作品紹介

内容紹介

人間とは何か。溟濛の時代にあって、人はいかに生くべきか。現代と交響する至高の古典に、われわれは親しみ、学んできた。だが、さらに多くの宝石のように美しいことばが、人知れず眠っている―。儒教学の第一人者が...▼

名言抜粋

(他人に対して人当たりよく)こ...
夫婦はたがいに相手の良いところ...
その人物の日常生活の現在をしっ...
古人の書物に習熟して、そこから...
知識や情報を(たくさん)得ても...
利害打算だけで行動すると、他者...
人格のすぐれている人は、けっし...
人間は生きてゆくとき正直であれ...
粗食であり飲むものは水、肱を曲...
自分を含めて三人が同行するとき...

作品について

『論語』は漢代には魯地方で伝承していた『魯論語』、斉地方で伝承していた『斉論語』、孔子の旧家の壁の中から発見された『古論語』の3派があった。編の数や順序もそれぞれで多少、異なっていたが、後漢末期に『魯論語』をもとにして現在の形にまとめられた。春秋末期の語法を残しているとの分析もあるが、平勢隆郎(古代中国史家)は、これを戦国時代に作られたとの見解を取っている。

『論語』は五経のうちには含まれないが、『孝経』と並んで古来必読の書物であった。『顔氏家訓』勉学篇では、乱世では貴族の地位など役に立たないが、『論語・孝経』を読んでいれば人を教えることができると言っている。宋学では『論語』を含む四書をテクストとして重視し、科挙の出題科目にもなった。

ヨーロッパでは、中国大陸で布教活動を行っていたイエズス会の宣教師により『大学』『中庸』と共にラテン語に翻訳され、17世紀にフィリップ・クプレによって出版された。中国の哲学はシノワズリの一部としてヴォルテール、モンテスキュー、ケネーといった思想家らに大影響を与え、啓蒙思想の発展に寄与した。
孔子『論語』講談社学術文庫
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