歴史 上 名言と作品紹介
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内容紹介
名言抜粋
女と申すものは、下着とともに、...
私どもが則らねばならぬ名言の数...
どれほど裕福な者であろうとも、...
人間死ぬまでは、幸運な人とは呼...
平和より戦争をえらぶほど無分別...
ペルシアで最も恥ずべきこととさ...
人間の運命は車輪のようなもので...
弓を所持するものは、これを用い...
万事にことごとく幸運に恵まれる...
われとわが身を責めるようなこと...
作品について
紀元前5世紀のアケメネス朝ペルシアと古代ギリシア諸ポリス間の戦争(ペルシア戦争)を中心的主題とし、ペルシアの建国および拡大、オリエント世界各地の歴史、風俗や伝説をちりばめた地誌でもある。紀元前443年、アテナイによる南イタリア(マグナ・グラエキア)のトゥリオイ市の殖民にヘロドトスは参加し、この地で記した。イオニア方言で記述されている。
ヘロドトスは古代世界を旅し、各地の話を集めて行ったと思われる(それゆえか疑わしい話も少なからずある)。10世紀後半に東ローマ帝国で編纂されたスーダ辞典によれば、ヘロドトスは統治者へのクーデターへ参加した為にハリカルナッソスから追放されたとある。旅はこの機会に行われたと見られている。
ギリシアとペルシアの諍いの原因として、ヘロドトスは、絶対的権力を持つペルシア王と民主的行政府を持つギリシアのイデオロギーの相違が原因であると言及している。有名なマラトンの戦いは第6巻に含まれている。
ヘロドトス『歴史 上』岩波文庫
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