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 | 永遠平和のために カント |
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内容紹介
自分の頭で考える。カントが「啓蒙とは何か」で繰り返し説くのは、その困難と重要性である。「永遠平和のために」では常備軍の廃止、国家の連合を視野...▽自分の頭で考える。カントが「啓蒙とは何か」で繰り返し説くのは、その困難と重要性である。「永遠平和のために」では常備軍の廃止、国家の連合を視野に入れた、平和論を展開している。他3編を含め、いずれもアクチュアルな問題意識に貫かれた、いまこそ読まれるべき論文集。
名言抜粋
啓蒙とは何か。それは人間が、み...
おそらく革命を起こせば、独裁的...
常備軍はいずれは全廃すべきであ...
もっとも国民が、みずからと祖国...
戦争とは、法に基づいて判決を下...
作品について
『永遠平和のために』は、1795年にイマヌエル・カントによって著された政治哲学の著作である。本書はフランスとプロイセンがバーゼルの和約を締結した1795年にケーニ...▽作品について
『永遠平和のために』は、1795年にイマヌエル・カントによって著された政治哲学の著作である。
本書はフランスとプロイセンがバーゼルの和約を締結した1795年にケーニヒスベルクで出版された。
バーゼルの和約は将来の戦争を防止することではなく、戦争の戦果を調整する一時的な講和条約に過ぎなかった。
このような条約では永遠平和の樹立には不完全であると考えた場合、カントには永遠平和の実現可能性を示す具体的な計画を示すことが求められる。
本書はこのような平和の問題が論考されている。出版の翌1796年には第二補説を含めた増補版が発表されている。
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