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 | エセー 1 モンテーニュ |
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内容紹介
本書は、16世紀のルネサンス期のフランスを代表する哲学者であり、モラリストであり、懐疑論者でもあり、人文主義者でもあったミシェル・ド・モンテ...▽本書は、16世紀のルネサンス期のフランスを代表する哲学者であり、モラリストであり、懐疑論者でもあり、人文主義者でもあったミシェル・ド・モンテーニュの代表作です。『随想録』とも呼ばれ、107の随筆が収録されて、1580年に刊行された書物です。同書には、人間のあらゆる営為を断続的な文章で省察することによりモンテーニュは人間そのものを率直に記述しようとし、モラリスト文学の伝統を開きました。中公クラシックスでは、3巻シリーズで刊行されており、同書はその第1巻目です。
名言抜粋
人間というものは、おどろくほど...
われわれは、太陽がその光線によ...
われわれを、柔弱でも無力でも無...
死が、わたしがキャベツを植えて...
無知と無頓着は、よくできたあた...
作品について
体系的な哲学書ではなく、自分自身の経験や古典の引用を元にした考察を語っている。宗教戦争の狂乱の時代の中で、寛容の精神に立ち、正義を振りかざす者に懐疑の目を向けた。...▽作品について
体系的な哲学書ではなく、自分自身の経験や古典の引用を元にした考察を語っている。
宗教戦争の狂乱の時代の中で、寛容の精神に立ち、正義を振りかざす者に懐疑の目を向けた。
プラトン、アリストテレス、プルタルコス、セネカなど古典古代の文献からの引用が多く、聖書からの引用はほとんどない点が特徴的である。
17世紀のデカルトやパスカルにも多大な影響を与え、後には無神論の書として禁書とされた(1676年)。
文献学者のアウエルバッハは、『エセー』が初めて人間の生活、自分の生活を近代的な意味で問題にした本であるとした。
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