80
自分の中に毒を持て

Content

内容紹介

あたりまえの人間なんて屁の役にも立ちゃしない。いつも興奮と喜びに満ちた自分になる。

名言抜粋

あれかこれかという場合に、なぜ迷うのか。こうやったら食えないかもしれない、もう一方の道は誰でもが選ぶ、ちゃんと食えることが保証された安全な道だ。それなら迷うことはないはずだ。もし食うことだけを考えるなら。
そうじゃないから迷うんだ。危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。ほんとはそっちに進みたいんだ。
だから、そっちに進むべきだ。ぼくはいつでも、あれかこれかという場合、これは自分にとってマイナスだな、危険だなと思う方を選ぶことにしている。
今日の社会では、進歩だとか福祉だとかいって、誰もがその状況に甘えてしまっている。システムの中で、安全に生活することばかり考え、危険に体当たりして生きがいを貫こうとすることは稀である。
自分を大事にしようとするから、逆に生きがいを失ってしまうのだ。
自分が何か充ち足りていない。欠落した部分がある。それを求める渇望はうずいているんだけれど、それが何によってみたされるのか、ひたと向かい合って一体になる相手は誰なのか。
これが「愛」の問題の根底だと思う。
恋のはじまりは瞬間でも、つき合いが長びくかどうかは、美醜よりも人間味にかかわる問題だろう。
女性の側に立っていえば、”本当はこっちの人が好きなんだけど、社会的には偉くなりそうもないし、あの人と結婚すれば、将来の生活が安心だから…”などどいう結婚は、極端にいうと一種の買春行為である。
そしてそういう安定の上に、ドテッと坐りこんでしまった女は、もはや”女”ではない。
自分の中に毒を持て
岡本太郎
amazon で見る

一緒に閲覧されている本

マキアヴェッリ語録
塩野七生
ライ麦畑でつかまえて
サリンジャー
知的生活
ハマトン
パンセ
パスカル
国家 上
プラトン
恋愛論
スタンダール
道は開ける
デール・カーネギー
人を動かす
デール・カーネギー
「いき」の構造
九鬼周造
ソクラテスの弁明・クリトン
プラトン
留魂録
吉田松陰
エセー 1
モンテーニュ

BookIndex

名著一覧
タグ一覧
著者一覧
名著索引
人気名著
人気名言
苦悩別索引
世界名著100冊
名著史
名著おすすめ表示
BookIndex について
今日のベストセラー ランキング