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 | ゴルギアス |
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内容紹介
ソクラテスと3人の人物との対話は、弁論術が立身栄達の術とされている現実や若い人の実利主義的道徳意識などを次々と明るみに出す。プラトン(前42...▽ソクラテスと3人の人物との対話は、弁論術が立身栄達の術とされている現実や若い人の実利主義的道徳意識などを次々と明るみに出す。プラトン(前427‐347)は本篇によって、個人の道徳と同時に政治の問題を追求し、アテナイの現実の政治に痛烈な批判を投げかけた。後に『国家』において発展させられた哲人政治の思想の第一歩である。
名言抜粋
人に不正を行なうのは、害悪の中...
不正を行なうか、それとも不正を...
立派な善き人が、男でも女でも、...
貧乏から解放するのは、金儲けの...
思うに、悪から解放されるという...
『ゴルギアス』は、プラトンの初期の対話篇。副題は「弁論術について」。弁論術の本質と是非、自然に則った正義の本質や節制と徳の重要性、現実政治のあるべき姿などについて議論がなされている。影
...▽『ゴルギアス』は、プラトンの初期の対話篇。副題は「弁論術について」。
弁論術の本質と是非、自然に則った正義の本質や節制と徳の重要性、現実政治のあるべき姿などについて議論がなされている。影響
この対話篇は身体と精神の対立や分離、霊魂の不死と死後の命運を語った点で、中期の『パイドン』の先駆的思想を含み、正義についての議論は後期の『国家』の先駆をなしている。
さらに弱肉強食や強者の支配を語るカリクレスはニーチェとの類似が指摘され、平等が正義であることを自然に根拠付けたことは後の自然法論にも影響を与えた。あらすじ
ソクラテスが、ソフィストであるゴルギアス、弟子のポロス、政治家カリクレスと、弁論術を巡って問答を交わす。
ゴルギアスとの問答では、弁論術が「正・不正」とは関係の無い、ただの見せかけの術であることが露わにされ、ソクラテスによって「技術」ではなく「迎合」であると指摘される。
ポロスとの問答では、弁論術の有用性が考察され、「魂」の不正・不幸を取り除くという点では、役に立たないことが露わにされる。
カリクレスとの問答では、「法」や「政治」が考察され、国民の「魂」を善くするためには、「善」を目的とし、それを見極める「真の技術」「真の政治の術」こそが必要であり、弁論術のような「迎合」は必要無いことが指摘され、仮に弁論術のような「迎合」を持ち合わせず、自分の身を守れずに死刑になるようなことがあっても、不正を行わなかったのなら善く生きたことになるし、冥府でも裁きを受けることがない旨が、ソクラテスによって述べられる。
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