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名言で読む名著傑作の集大成 名著全書

1984年 名言と作品紹介

内容紹介

“ビッグ・ブラザー”率いる党が支配する全体主義的近未来。ウィンストン・スミスは真理省記録局に勤務する党員で、歴史の改竄が仕事だった。彼は、完璧な屈従を強いる体制に以前より不満を抱いていた。ある時、奔放...▼

名言抜粋

現代生活を真に特徴づけるのは残...
自由とは二足す二が四であると言...
危機的瞬間にあって人が闘うのは...
つねに陽気に振舞い、どんな仕事...
ぼくたちが今やっているゲームで...
男と女が一糸もまとわず、好きな...
結局のところ、階級社会は、貧困...
戦争に不可欠な行為といえば破壊...
最上の書物とは、読者のすでに知...
どれほど豊かになり、行動様式が...

作品について

トマス・モア『ユートピア』、スウィフト『ガリヴァー旅行記』、ザミャーチン『われら』、ハクスリー『すばらしい新世界』などのディストピア(反ユートピア)小説の系譜を引く作品で、全体主義国家によって分割統治された近未来世界の恐怖を描いている。なお、著者などは言及していないが「1984年」という年号は、本作が執筆された1948年の4と8を入れ替えたアナグラム説などがある。これによって、当時の世界情勢そのものへの危惧を暗に示したものとなっている。

出版当初から冷戦下の英米で爆発的に売れ、同じ著者の『動物農場』やケストラーの『真昼の暗黒』などとともに反全体主義、反集産主義のバイブルとなった。また政府による監視や検閲や権威主義を批判する西側諸国の反体制派も、好んでこの小説を引用する。

1998年にランダム・ハウス、モダン・ライブラリーが選んだ「英語で書かれた20世紀の小説ベスト100」、2002年にノルウェー・ブック・クラブ発表の「史上最高の文学100」に選出されるなど、欧米での評価は高く、思想・文学・音楽など様々な分野に今なお多大な影響を与え続けている。
オーウェル『1984年』ハヤカワ文庫
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