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地下室の手記
ドストエフスキー
内容紹介
極端な自意識過剰から一般社会との関係を絶ち、地下の小世界に閉じこもった小官吏の独白を通して、理性による社会改造の可能性を否定し、人間の本性は非合理的なものであることを主張する。人間の行動と無為を規定す...▼
名言抜粋
夫婦の間のことっていうのは...
ところで、ひとつ現実に返っ...
娘が自分で惚れた男というの...
人間というものは、不幸のほ...
女性にとっては、愛のうちに...
善悪は別として、ときには何...
手おくれにならないうちに、...
愛情があれば、幸福なしでも...
作品について
極端な自意識過剰から一般社会との関係を絶ち、地下の小世界に閉じこもった小官吏の独白を通して、理性による社会改造の可能性を否定し、人間の本性は非合理的なものであることを主張する。しかし、19世紀半ばの当時、ダーウィニズムの流布を背景に社会を席巻しつつあったアングロサクソン流の功利主義的に対する主人公の論駁は、あくまでも論理的であり、原作を一読した編集者は、ドストエフスキーに対して「もっとこういうものを書いてくれ」と要請した。

人間の行動と無為を規定する黒い実存の流れを見つめた本書は、初期の人道主義的作品から後期の大作群への転換点をなし、ジッドによって「ドストエフスキーの全作品を解く鍵」と評された。
ドストエフスキー新潮文庫小説文学古典#幸福#結婚#愛
ドストエフスキー『地下室の手記』新潮文庫
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© 2019 BookIndex
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