ディスコルシ ローマ史論 名言と作品紹介
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内容紹介
名言抜粋
共和国または王国の安寧秩序は、...
惰弱な君主でも強力な君主の後を...
人間とはどんな悪でも平気で犯せ...
なにものにも制約を受けず、一年...
人間は逆境に陥ると悩む、そのく...
作品について
本書は古代ローマの歴史家リウィウスによって著された140巻にわたる『ローマ建国史』のうち、15世紀に発見された第1巻から第10巻に記された共和政ローマの事例を参照しながら共和政の議論を展開した3巻にわたる著作である。
本書では政体を君主政、貴族政、民衆政、僭主政、寡頭政、衆愚政の6つに大別して、それぞれの政体が堕落する可能性があると指摘し、それらの特長を兼ね備えた政体こそが最適であると主張した。古代ローマの共和政はその模範例として位置づけられており、本書の論考では歴史を踏まえながら具体的にどのような政治が望ましいかを考察しており、共和政がどのように運営されていたのかを示しながら、現実主義の政治思想を展開している。
マキアヴェッリ『ディスコルシ ローマ史論』ちくま学芸文庫
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