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名言で読む名著傑作の集大成 名著全書

若きウェルテルの悩み 名言と作品紹介

内容紹介

ゲーテ自身の絶望的な恋の体験を作品化した書簡体小説で、ウェルテルの名が、恋する純情多感な青年の代名詞となっている古典的名作である。許婚者のいる美貌の女性ロッテを恋したウェルテルは、遂げられぬ恋であるこ...▼

名言抜粋

もし人間が――しかし人間という...
奸計や悪意なんかよりも、誤解や...
どんなに尻の落ち着かぬ放浪者だ...
人間が互いに苦しめ合うくらい、...
不機嫌というやつは怠惰とまった...
ひとの心を左右する自分の力を頼...
愛のない世界なんて、ぼくらの心...
世の中のことは、どんなこともよ...
たった一つだけいわせてもらえば...
業病にとりつかれて、刻々衰えて...

影響

作品は1774年9月に刊行された。ゲーテはすでに前年に自費出版した戯曲『ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン』によってドイツにおいて文名を得ていたが、『ウェルテル』はそれに輪をかけて評判となりすぐに英語、フランス語、イタリア語に翻訳されヨーロッパ中でセンセーションを引き起こした。

青年たちの間では作中でウェルテルが着ている、青い燕尾服に黄色いチョッキとズボンというファッションが流行し、作中人物のモデルが詮索され、ウェルテルのモデルであるイェールザレムの墓は愛読者の巡礼地となった。

さらにウェルテルを真似て自殺するものが多数現れ、ここから著名人の自殺によって引き起こされる自殺の連鎖を指すウェルテル効果という言葉も生まれている。

ゲーテの同時代人ナポレオン・ボナパルトは『ウェルテル』の愛読者であり、この作品をエジプト遠征の際にポケットに忍ばせて行き、7度読んだことを自ら述懐している。
ゲーテ『若きウェルテルの悩み』新潮文庫
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