名著ランキング
142
![]() | 塩野七生 |
ローマを相手に思わぬ敗北を喫した大国カルタゴで、一人の青年が復讐を誓った。その名はハンニバル。スペインから象と大軍を率いてアルプスを越え、彼はイタリアに攻め込んだ。トレッビア、カンネ…知略と戦術を駆使... |
143
![]() | シェイクスピア |
ムーア人の勇敢な将軍オセローは、サイプラス島の行政を任され、同島に赴く。副官に任命されなかったことを不満とする旗手イアーゴーは、策謀を巡らせて副官を失脚させた上、オセローの妻デズデモーナの不義をでっち... |
144
![]() | ホラティウス |
古代ローマの詩人クイントゥス・ホラーティウス・フラックスは、ウェルギリウスと並んでラテン文学の黄金期をもたらした。その代表作である本書はペトラルカやヴォルテールに至る韻文の書簡創作という伝統を創出し、... |
145
![]() | チョーサー |
花ほころび、そよ風吹きそめる四月、サザークの旅籠で出合った二九人の巡礼たち。身分も職業もさまざまな彼らが、カンタベリーへの道中、順番に話をすることになって―中世イギリス最大の詩人チョーサーの代表作。バ... |
146
![]() | 塩野七生 |
紀元前三世紀後半、イタリア半島を統一したローマは、周辺諸国にとって無視できない存在になっていた。そのローマに、紛争絶えないシチリアの小国が救援を依頼。ローマは建国以来初めて、海を渡っての兵の派遣を決め... |
147
![]() | 星野道夫 |
広大な大地と海に囲まれ、正確に季節がめぐるアラスカ。1978年に初めて降り立った時から、その美しくも厳しい自然と動物たちの生き様を写真に撮る日々。その中で出会ったアラスカ先住民族の人々や開拓時代にやっ... |
148
![]() | プルタルコス |
無類の話し好き――『英雄伝』をもしのぐ厖大な随筆・論考を残した文人プルタルコス(後1―2世紀)の人となりは一口でそう言ってよい。快活で嬉々とした筆致、ふんだんに盛りこまれた故事逸話。モンテーニュやベー... |
149
![]() | ソフォクレス |
「私は憎しみを共にするのではなく、愛を共にするよう生まれついているのです」――祖国に攻め寄せて倒れた兄の埋葬を、叔父王の命に背き独り行うアンティゴネー。王女は亡国の叛逆者か、気高き愛の具現者か。『オイ... |