名著ランキング
101
![]() | ディケンズ |
パリに革命の火が燃え上がる。ルーシーと結ばれて幸せな生活を送るダーニーに、かつての忠実な召使いから救いを求める手紙が……。大革命を挟む激動の時代を背景に描く、ディケンズの作品中最も名高い大作。 |
102
![]() | 司馬遼太郎 |
黒船の出現以来、猛然と湧き上ってきた勤王・攘夷の勢力と、巻き返しを図る幕府との抗争は次第に激化してきた。先進の薩摩、長州に遅れまいと、固陋な土佐藩でクーデターを起し、藩ぐるみ勤王化して天下へ押し出そう... |
103
![]() | 司馬遼太郎 |
池田屋ノ変、蛤御門ノ変と血なまぐさい事件が続き、時勢は急速に緊迫する。しかし幕府の屋台骨はゆるんだようにも見えない。まだ時期が早すぎるのだ…次々死んでゆく同志を想い、竜馬は暗涙にむせんだ。竜馬も窮迫し... |
104
![]() | ヘッセ |
周囲の期待を一身に背負い猛勉強の末、神学校に合格したハンス。しかし厳しい学校生活になじめず、学業からも落ちこぼれ、故郷で機械工として新たな人生を始める…。地方出身の一人の優等生が、思春期の孤独と苦しみ... |
105
![]() | ヘシオドス |
餓えをしのげるよう神々が我々に与えたもの、それが仕事すなわち農耕である。こうヘーシオドスは説き、人間が神ゼウスの正義を信じ労働に励まねばならぬことわりを、神話や格言を引きつつ物語る。古代ギリシアのこの... |
106
![]() | ルソー |
自然に拠って「人間の理論」の構築を目指した、”人間研究の書”!架空の少年「エミール」の誕生から結婚までのおよそ25年間の成長を小説の形式で記す。教育学の古典であり、教育の場面にとどまらない人間学そのも... |
107
![]() | マルクス・アウレリウス |
著者はローマ皇帝で哲人。蛮族の侵入や叛乱の平定のために東奔西走したが、僅かにえた孤独の時間に自らを省み、日々の行動を点検し、ストアの教えによって新なる力をえた。本書は静かな瞑想のもとに記されたものでは... |
108
![]() | 清少納言 |
「源氏物語」とともに王朝女流文学を代表する珠玉の随筆集「枕草子」。清少納言の感性によって描写された機知に溢れる宮廷生活を、現代語訳を読むだけでもダイレクトに味わえる。装束・有職など図版も豊富に収録。 |
109
![]() | デカルト |
すべての人が真理を見いだすための方法を求めて、思索を重ねたデカルト(1596-1650)。「われ思う、ゆえにわれあり」は、その彼がいっさいの外的権威を否定して達した、思想の独立宣言である。本書で示され... |