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 | 歴史 上 |
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内容紹介
「歴史の父」の名を冠されるギリシアの史家が述べる。前五世紀のペルシア戦争を頂点とする東西抗争、東方諸国の歴史。著者は、ギリシア人と異邦人とが...▽「歴史の父」の名を冠されるギリシアの史家が述べる。前五世紀のペルシア戦争を頂点とする東西抗争、東方諸国の歴史。著者は、ギリシア人と異邦人とが果した偉大な事跡、両者が争うに至った原因を後世に伝えるべくこれを書いた。何よりもまず正確さが重視され、豊富に織りこまれた説話は長巻を飽かず読ませる魅力をもつ。
名言抜粋
女と申すものは、下着とともに、恥じらいの心をも脱ぎ去るものでございます。
私どもが則らねばならぬ名言の数々が、古人によって言われておりますが、その中の一つに、「己れのもののみを見よ」と申す言葉がございます。
どれほど裕福な者であろうとも、万事結構ずくめで一生を終える運に恵まれませぬ限り、その日暮らしの者より幸福であるとは決して申せません。腐るほど金があっても不幸な者も沢山おれば、富はなくとも良き運に恵まれる者もまた沢山おります。
人間死ぬまでは、幸運な人とは呼んでも幸福な人と申すのは差控えねばなりません。
平和より戦争をえらぶほど無分別な人間がどこにおりましょうや。平和の時には子が父の葬いをする。しかし戦いとなれば、父が子を葬らねばならぬのじゃ。
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