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 | ロビンソン・クルーソー |
Content
内容紹介
航海に出たロビンソン・クルーソーは、嵐にあい、たったひとり絶海の孤島に打ちあげられてしまう。わずかな食糧と道具をたよりに、どうしたら生きのび...▽航海に出たロビンソン・クルーソーは、嵐にあい、たったひとり絶海の孤島に打ちあげられてしまう。わずかな食糧と道具をたよりに、どうしたら生きのびることができるだろうか―。近代小説の原点ともなった冒険物語の古典。
冒頭・書き出し
わたしは一六三二年、ヨークに生まれた。はずかしくない家柄の出である。父はドイツのブレーメン出身の外国人で、最初ハルに落ちつき、商売をしてかなりの財...▽冒頭・書き出し
わたしは一六三二年、ヨークに生まれた。はずかしくない家柄の出である。父はドイツのブレーメン出身の外国人で、最初ハルに落ちつき、商売をしてかなりの財産をつくった。その後、引退し、この地方の名家ロビンソン一族の女性と結婚した。そういうわけで、最初わたしは両親の名をとってロビンソン・クロイツナーエルと呼ばれていたが、しだいに発音がイギリスふうに変化し、今では自分でもクルーソーといい、名前を書くときにもそう書く。人からもそのように呼ばれている。
名言抜粋
突然の喜びは悲しみと同じで、人...
どのようにみじめな境遇にあって...
苦痛から救いだされるよりも、罪...
世界でどのような地位を獲得した...
利用できるものだけが、わたしに...
作品について
1719年に『ロビンソン・クルーソーの生涯と奇しくも驚くべき冒険』として刊行された。ロビンソンの誕生からはじまり、船乗りになり、無人島に漂着し、独力で生活を築いて...▽作品について
1719年に『ロビンソン・クルーソーの生涯と奇しくも驚くべき冒険』として刊行された。ロビンソンの誕生からはじまり、船乗りになり、無人島に漂着し、独力で生活を築いてゆく。この無人島には時々近隣の島の住民が上陸しており、捕虜の処刑及び食人が行なわれていた。ロビンソンはその捕虜の一人を助け出し、フライデーと名づけて従僕にする。28年間を過ごした後、帰国するまでが描かれている(第1部)。
この作品は経済学的な視点からも注目を集めてきた。カール・マルクスは『資本論』の中でロビンソンを引き合いに出して論じており、シルビオ・ゲゼルは主要著書『自然的経済秩序』の中で独自のロビンソン・クルーソー物語を紡ぎ出している。
また、マックス・ウェーバーは『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』の中でロビンソン物語を取上げ、主人公の中に合理主義的なプロテスタントの倫理観を読み取っている。経済学者大塚久雄も『社会科学の方法』『社会科学における人間』(ともに岩波新書)などで、ロビンソンが簿記をつけ始めることなど新興のイギリス中産階級の勤勉で信仰心に篤い起業家の姿を投影していると力説している。
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