名著ランキング 24ページ目

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ルソー
晩年、孤独を強いられたルソーが、日々の散歩のなかで浮かび上がる想念や印象をもとに、自らの生涯を省みながら自己との対話を綴った10の哲学エッセイ。「思索」ではなく、「夢想」に身をゆだねたその真意は?他作...
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福澤諭吉
近代日本最大の啓蒙思想家福沢諭吉の自伝を再編集&現代語訳。痛快で無類に面白いだけではない。読めば必ず、最高の人生を送るためのヒントが見つかります。
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ディケンズ
ドーラの父親が突然の死に見舞われ、ドーラが窮状にあることを知ったデイヴィッド、自分がしっかりしなくては、と安定した生計の資を得るべく速記法の習得に死に物狂いの奮闘をする。そして、ついに念願だったドーラ...
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エドワード・ギボン
一七七六年に初巻が発売されるや、たちまち希代の名著としての地位を確立したギボンの『ローマ帝国衰亡史』。その絶大なる人気ゆえに激しい批評にもさらされたが、論敵からでさえ「言語が続くかぎり、この書は永遠に...
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フォークナー
斬新な語りの手法と構成で、新しい文学表現に挑んだフォークナー(一八九七‐一九六二)の最初の代表作。語り手たちの内的世界のかなたに、アメリカ南部を舞台とした兄弟たちの愛と喪失の物語が浮かびあがる。フォー...
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村上春樹
「そんなに簡単に人は消えないのよ」とユミヨシさんは噛んで含めるように言った。「君は知らないんだ」と僕は言った。「この世界ではなんでも起こりうるんだよ。なんでも」失われた心の震えを回復するために、「僕」...
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プラトン
不敬神の罪に問われた法廷で死刑を恐れず所信を貫き、老友クリトンを説得して脱獄計画を思い止まらせるソクラテス。「よく生きる」ことを基底に、宗教性と哲学的懐疑、不知の自覚と知、個人と国家と国法等の普遍的問...
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ケストナー
子どもだって、ときにはずいぶん悲しく、不幸なことだってあるのだ…。20世紀初頭。孤独なジョーニー、頭の切れるマルチン、腕っぷしの強いマチアス、弱虫なウリー、風変わりなゼバスチャン…個性溢れる五人の生徒...
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孔子
人間とは何か。溟濛の時代にあって、人はいかに生くべきか。現代と交響する至高の古典に、われわれは親しみ、学んできた。だが、さらに多くの宝石のように美しいことばが、人知れず眠っている―。儒教学の第一人者が...
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ドストエフスキー
ドストエフスキーの代表作のひとつ。日本をはじめ、世界の文学に決定的な影響を与えた犯罪小説の雄。歩いて七百三十歩のアパートに住む金貸しの老女を、主人公ラスコーリニコフはなぜ殺さねばならないのか。ひとつの...