岩波文庫
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ローマ法博士会で働きはじめたデイヴィッドは、少女のようにあどけなく、愛らしい女性ドーラと出会い、すっかりその虜になってしまう。そして、セーラム学園時代の... |
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ドーラの父親が突然の死に見舞われ、ドーラが窮状にあることを知ったデイヴィッド、自分がしっかりしなくては、と安定した生計の資を得るべく速記法の習得に死に物... |
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失踪していたエミリーがとうとう姿を現した。一方、日増しに衰弱していたドーラは、あの世へと旅立つのだった。紆余曲折を経て、デイヴィッドはいつも優しく自分を... |
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第1次大戦後の混迷のドイツ。青年たちは事実のかわりに世界観を、認識のかわりに体験を、教師のかわりに指導者を欲した。学問と政策の峻別を説くこの名高い講演で... |
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科学者であるとともに出版業者、哲学者、経済学者、政治家、そして何よりもアメリカ資本主義の育ての親であったフランクリン(1706‐90)。その半生の記録が... |
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トロイア戦争が終結。英雄オデュッセウスは故国イタケへの帰途、嵐に襲われて漂流、さらに10年にわたる冒険が始まる。『イリアス』とともにヨーロッパ文学の源泉... |
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(下)には第一三歌から第二四歌を収める。怪物たちとの戦いや冥界訪問など、オデュッセウス自身の語る奇怪な漂流冒険譚は終わりを告げて、物語はいよいよ、オデュ... |
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「歴史の父」の名を冠されるギリシアの史家が述べる。前五世紀のペルシア戦争を頂点とする東西抗争、東方諸国の歴史。著者は、ギリシア人と異邦人とが果した偉大な... |
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イオニア反乱を制圧したペルシアはギリシア遠征の軍を発し、ペルシア戦争の幕は切って落とされた。アテナイはマラトンに軍を集結して迎え撃つ。自らの足で資料を集... |
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ふたたびギリシアにおしよせた新王クセルクセス率いる大遠征軍と、これを迎え撃つギリシア軍は、テルモピュライの戦い、サラミスの海戦など、後世の人々の語りぐさ... |