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 | 神曲 地獄篇 ダンテ |
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内容紹介
三昼夜を過ごした煉獄の山をあとにして、ダンテはペアトリーチェとともに天上へと上昇をはじめる。光明を放つ魂たちに歓迎されながら至高天に向けて天...▽三昼夜を過ごした煉獄の山をあとにして、ダンテはペアトリーチェとともに天上へと上昇をはじめる。光明を放つ魂たちに歓迎されながら至高天に向けて天国を昇りつづけ、旅の終わりにダンテはついに神を見る。「神聖喜劇」の名を冠された、世界文学史に屹立する壮大な物語の完結篇、第三部天国篇。巻末に「詩篇」を収録。
冒頭・書き出し
人生の道の半ばで 正道を踏みはずした私が 目をさました時は暗い森の中にいた。
その苛烈で荒涼とした峻厳な森が いかなるものであったか、口にす...▽冒頭・書き出し
人生の道の半ばで 正道を踏みはずした私が 目をさました時は暗い森の中にいた。
その苛烈で荒涼とした峻厳な森が いかなるものであったか、口にするのも辛い。 思い返しただけでもぞっとする。
その苦しさにもう死なんばかりであった。しかしそこでめぐりあった幸せを語るためには、そこで目撃した二、三の事をまず話そうと思う。
名言抜粋
望みの品を手に入れた者が時が経...
どうもおまえの心は怯懦におびえ...
愛された以上愛し返すのが愛の定...
不幸の日にあって幸福の時を思い...
人間の知識では運命にはかなわぬ...
作品について
『神曲』は、13世紀から14世紀にかけてのイタリアの詩人・政治家、ダンテ・アリギエーリの代表作である。地獄篇、煉獄篇、天国篇の3部から成る、全14,233行の韻文...▽作品について
『神曲』は、13世紀から14世紀にかけてのイタリアの詩人・政治家、ダンテ・アリギエーリの代表作である。
地獄篇、煉獄篇、天国篇の3部から成る、全14,233行の韻文による長編叙事詩であり、聖なる数「3」を基調とした極めて均整のとれた構成から、しばしばゴシック様式の大聖堂にたとえられる。イタリア文学最大の古典とされ、世界文学史上でも極めて重きをなしている。
当時の作品としては珍しく、ラテン語ではなくトスカーナ方言で書かれていることが特徴である。
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