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 | 蜻蛉日記 |
Content
内容紹介
美貌と歌才に恵まれ権門の夫をもちながら、蜻蛉のようにはかない身の上を嘆く藤原道綱母の21年間の日記。鋭く人生を見つめ、夫の愛情に絶望していく...▽美貌と歌才に恵まれ権門の夫をもちながら、蜻蛉のようにはかない身の上を嘆く藤原道綱母の21年間の日記。鋭く人生を見つめ、夫の愛情に絶望していく心理を繊細に描く。現代語訳を前面に出し、難解な日記をしっかり理解できるよう構成。現代語訳・原文ともに総ルビ付きで朗読にも最適。
冒頭・書き出し
こうして女盛りの時もむなしく過ぎ去ってしまって……。ある所に、ひどく頼りなく、夫のある身とも独り身ともいえないような状態で暮らしている女がいたので...▽冒頭・書き出し
こうして女盛りの時もむなしく過ぎ去ってしまって……。ある所に、ひどく頼りなく、夫のある身とも独り身ともいえないような状態で暮らしている女がいたのである。それほどの美人というわけでもなく、しっかりした考えがあるともいえず、こうして役にも立たず生きているのも当然だと思いながら、ただ、寝ては起きるようなむなしい日々を暮らすなか、世の中にたくさんある古い物語をのぞいてみると、どれもこれもきれいごと、うそばっかり。そんなものでさえおもしろがられるのだから、人並みでない私の身の上をありのまま日記にしたら、もっと珍しいものになるだろう。
名言抜粋
どうにもならぬ切なさに、せきと...
あきれたことだ、心のどかに信頼...
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