エッセイ
本書は、16世紀のルネサンス期のフランスを代表する哲学者であり、モラリストであり、懐疑論者でもあり、人文主義者でもあったミシェル・ド・モンテーニュの代表... |
風刺と機知に富む社会批評で、アメリカ草創期のジャーナリズムで辛辣な筆を揮ったビアスの箴言警句集。芥川龍之介の『侏儒の言葉』にも大きな影響を与えた。名訳の... |
晩年、孤独を強いられたルソーが、日々の散歩のなかで浮かび上がる想念や印象をもとに、自らの生涯を省みながら自己との対話を綴った10の哲学エッセイ。「思索」... |
本書は、1940年米国で刊行されて以来、世界各国で翻訳され読みつがれてきた。読むに値する良書とは何か、読書の本来の意味とは何かを考え、知的かつ実際的な読... |
イタリア文学の三巨星の一人で、ルネサンス運動の首唱者であったペトラルカは、偉大な詩人であるとともに、つねに自己自身を問いつつ哲学するモラリストであった。... |
「いつもやさしく愛想よく」なんて、やってられないよ。理由はかんたん。時間がないんだ。―スナフキン。ムーミン谷の物語、コミック、絵本から、三〇〇を超える名... |
独りであること、未熟であることを認識の基点に、青春を駆けぬけた一女子大生の愛と死のノート。自ら命を絶った悲痛な魂の証言。 |
総ルビつきの原文、中野孝次のわかりやすく、かつ洞察に満ちた現代語訳、そして共鳴する想いを込めた深く真摯な解説が、平家と源氏が争った時代を生きた鴨長明の肉... |
「源氏物語」とともに王朝女流文学を代表する珠玉の随筆集「枕草子」。清少納言の感性によって描写された機知に溢れる宮廷生活を、現代語訳を読むだけでもダイレク... |
「古典の文言なのか、わが言葉なのか、区別がつかないくらいになり、わが生を導く」ようになった『徒然草』からの原文を、中野孝次が選び抜いて“わが徒然草”を作... |