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 | 告白 上 |
Content
内容紹介
ローマ時代末期最大の神学者・思想家の魂の遍歴。若い日の放縦な生活ののち、回心を経験してキリスト者となった経過を語り、罪深い生活から真の道へと...▽ローマ時代末期最大の神学者・思想家の魂の遍歴。若い日の放縦な生活ののち、回心を経験してキリスト者となった経過を語り、罪深い生活から真の道へと導いてくれた神の恩寵を心から讃える。この世のむなしさを充たし、心にやすらぎをもたらす唯一の方法は何か。本書はその問いかけへのアウグスティヌスの答えでもある。
冒頭・書き出し
「主よ、あなたは偉大であって、大いにほめられるべきである」。「あなたの力は偉大であって、あなたの知恵は測られない」。しかも人間は、あなたの取るに足...▽冒頭・書き出し
「主よ、あなたは偉大であって、大いにほめられるべきである」。「あなたの力は偉大であって、あなたの知恵は測られない」。しかも人間は、あなたの取るに足らぬ秘造物でありながら、あなたをたたえようと欲する。すなわち、人間はおのれの死の定めを身に負い、おのれの罪のしるしと「あなたが高ぶる者に逆らわれる」証拠を身にまとっている。
名言抜粋
わたしは、どこからここにーーこ...
堕落した天使たちに供物を捧げる...
姦淫をしてはいけない、とくに人...
愛し愛されることは、わたしにと...
あわれな人のために悲しむものは...
作品について
本の前半は、罪に溺れた生活を送った後、キリスト教に接近する話や、盗みを働いたりギリシャ語の勉強に意欲が湧かないなど、彼は不都合な事実を隠さず正直に書いている。しか...▽作品について
本の前半は、罪に溺れた生活を送った後、キリスト教に接近する話や、盗みを働いたりギリシャ語の勉強に意欲が湧かないなど、彼は不都合な事実を隠さず正直に書いている。
しかし彼は単なる遊び人ではなく、当初はマニ教に関心を寄せるが、ローマでネオプラトニズムに出会って決別、その後に哲学書を読み漁り、勉学に熱中し『神の国』や『三位一体論』といった大著を残した。
母のモニカに反対されながらも階級の異なる女性を大事にし続けた(しかし後に信仰の邪魔になるからといって捨てた)。
友人の死に直面し自らの死を恐れ始める心境描写、といった事が中心。
後半は時間論、聖書の解釈についての議論、神が天地創造の前に何をしていたのか、について書かれている。
この著作はカトリックやプロテスタントだけではなく、デカルト、カント、ニーチェ、20世紀ではハイデガー、ウィトゲンシュタイン等多数の哲学者に影響・考察を与えた。
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