![]() | コナン・ドイル 作家 | |||||
まあぼくとしては、これまでは調査の範囲を現実世界に限定してきた。自分なりに悪と取り組んできたことは事実だが、それでも相手が<悪魔>そのものとなると、ちと荷が勝ちすぎる。 | ||||||
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![]() | 洪自誠 作家 | |||||
心が澄みきっていれば、どんな暗がりにいても、良心をくらまされることはない。よからぬことを考えれば、どんな明るみにいても、悪魔の虜になる。 | ||||||
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![]() | ミヒャエル・エンデ 作家 | |||||
私にとって世界は、宇宙全体が巨大な円形劇場のように、私たちがここでしていることを、息もつかさずに見物している、神々と悪魔たちによって満たされているように見えます。私は私たちを宇宙の中心点とみなしています。 | ||||||
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![]() | エミール・オーギュスト・シャルティエ(アラン) 哲学者 | |||||
軽率に不平不満に入りこんではならない。不平不満が怒りをはぐくみ、逆にまた怒りも不平不満をはぐくむことになるからだ。悪魔であるのは自分自身であり、フォークをもっているのも私なのだ。 | ||||||
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![]() | 太宰治 小説家 | |||||
創作に於(お)いて最も当然に努めなければならぬ事は、〈正確を期する事〉であります。その他には、何もありません。風車が悪魔に見えた時には、ためらわず悪魔の描写をなすべきであります。また風車が、やはり風車以外のものには見えなかった時は、そのまま風車の描写をするがよい。 | ||||||
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![]() | ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ 小説家 | |||||
思案なんぞいっさいやめにして、一緒に世間へまっしぐらに飛び出しましょう。あえて言いますが、瞑想なんかする奴は、悪魔にとりつかれ、枯れた草原の上をぐるぐる引きまわされる動物みたいなものです。その周りには美しい緑の牧場があるのに。 | ||||||
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![]() | ミヒャエル・エンデ 作家 | |||||
ミヒャエルは「神に似た者は誰だ?」を意味する。ミヒャエルは、大天使の中で唯一、その名が問いなのだ。悪魔はこの問いに答えられない。これが大天使の剣である。アダムとは「私は似る」を意味する。この私(自我)が神の像に似せて造られたものである。それはエックハルトがいう"魂の火花"なのだ。 | ||||||
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![]() | ヨハン・ペーター・エッカーマン 作家 | |||||
世の中というものは、われわれの考えたり望んでいるほどには、早く目的に到達しないものだ。いつも、悪魔がそこいらでぐずぐずしていて、至るところで割りこんで来ては邪魔をする。だから、全体としてはたしかに進歩しているのだが、それは、とてもゆっくりなのだ。 | ||||||
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![]() | アンブローズ・ビアス 作家 | |||||
電話……気に食わぬ奴を寄せつけないでおく便宜の一部を放棄せざるを得ぬ悪魔の発明品。 | ||||||
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![]() | ウィリアム・シェイクスピア 劇作家 | |||||
おのれ、目に見えない酒精め、汝にまだ名がないのならこれからは貴様を悪魔と呼ぶぞ。 | ||||||
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