奉仕 果実 名言 3ページ

世の中には、動かしがたい確立された価値を全面的に転覆せしめるということを考えて、むやみに興奮する人たちがいる。そういう人たちにとっては、史上で最も破壊的な人物－サド侯爵－こそ最も人類のために奉仕した人物だった、などと気楽に言うことも可能であるに違いない。

大切なことは、たくさんのことを成し遂げることでも、何もかもをすることでもありません。大切なことは、いつでも何に対しても喜んでする気持ちがあるかどうかなのです。

貧しい人々に奉仕しているとき、私たちは神に仕えているのだ確信していることなのです。

労働者は共産主義で言われているような単なる搾取の対象ではありません。労働者身分は、財産を奪われて、一般的な階級闘争へ向かうような階級ではありません。

（…）労働とは、個人、集団、国家の責任において担われ、そうすることによって民族に奉仕しうるすべての規制された行為と行動を表す称号なのです。

救世主の名のもとで、もしそれがまさにその意図であり、純粋に神の奉仕のためであるならば、誰もその任務を遂行することを恐れるべきではありません。

最も奉仕する者が最大の利益を得る。我が身の前に他人に奉仕せよ。

芸術の美は所詮、市民への奉仕の美である。

自分自身を見つける最良の方法は、他者への奉仕に没頭することだ。

困窮者に対する慈善行為は労働奉仕によるか、金銭授与によるかである。行いやすいのは後者である。金持ちにはとくにそうであろう。

しかし、前者のほうが心洗われるような輝きがあり、勇敢で名高い人物によりふさわしい。

現在のようなシステムのもとで人を愛することのできる人は、当然例外的な存在である。人を愛することができるためには、人間はその最高の位置に立たなければならない。

人間が経済という機械に奉仕するのではなく、経済機械が人間に奉仕しなければならない。

自分が立派に清く生きることを忘れて、他人を指導し矯正することで自分の義務を果たしたと思う者は愚か者である。それとまったく同じように、他人に奉仕するために、自分の健全で愉快な生活を捨てるというのは、私から見れば、まちがった、不自然なゆき方である。