![]() | ジョン・ロック 哲学者 | |||||
理解力の向上は2つの目的のために行われる:まず、私たち自身の知識の増加第二に、その知識を他の人々に伝える能力の獲得。 | ||||||
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![]() | トマス・ロバート・マルサス 経済学者 | |||||
この世に悪が存在するのは、絶望を生むためではなく、行動を生むためである。われわれはそれを堪え忍ぶのではなく、それをなくすために努力しなければならない。悪を自分自身から、そして自分の力がおよぶ範囲から除去しようと最大限の努力をすることは、すべての人間の利益であると同時に、すべての人間の義務である。人間がその義務をはたすべく努力すればするほど、また、その努力の方向を定めるとき賢明であればあるほど、そして、その努力が実れば実るほど、人間の精神はおそらくますます改善され、向上するであろう。 | ||||||
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![]() | 福沢諭吉 教育者 | |||||
女子教育は疎かにすべきではないし、改善していかねばならない。しかし、まずは一夫多妻や妾のような制度を廃止することが先決である。日本の男性は財力さえあれば多くの女性を囲うことができるし、それが社会的にも容認されている。それでは女性の地位向上は望めない。 | ||||||
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![]() | サミュエル・スマイルズ 作家 | |||||
いまの生活が快適ならそれを維持し、あまりよくなければ改善していくべきだが、それには確実な方法が一つだけある。勤勉、倹約、節制そして誠実という美徳を実践することだ。不自由に縛られた不満だらけの生活から脱け出すには、この四つの美徳を実行する以外に近道はない。しかも多くの人間が、実際にそうやって暮らしを向上させ成功をつかんでいるのだ。 | ||||||
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![]() | 洪自誠 作家 | |||||
自分を反省する人にとっては、体験することのすべてが自分を向上させる栄養剤となる。人に責任を転嫁する人にとっては、思ったり考えたりすることがそっくり自分を傷つける凶器となる。前者は善に向かう道を開き、後者は悪に走るきっかけをふやす。その違いは天と地よりも甚だしい。 | ||||||
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![]() | サミュエル・スマイルズ 作家 | |||||
時間を正しく活用すれば、自己を啓発し、人格を向上させられる。仕事に身を入れず、怠惰な時間を過ごしていると、人はロクでもないことを考え出すようになる。小人閑居して不善を為す、ということだ。 | ||||||
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![]() | ピーター・ドラッカー 経営学者 | |||||
現代は知識社会で、専門知識が価値の源泉になっているが、それらを統合するには人間力全般の向上が欠かせない。 | ||||||
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![]() | 安岡正篤 哲学者 | |||||
「人間を作る」という意味での学問や修養はなかなかできない。若いうちは義務的な仕事に追われてしまい、気付いてはいても、人格の向上に役立つような修養ができない。そして地位身分のできる頃に、悲しいかな、自分自身は貧弱になる。下にある間は良かったが、上になるほど駄目になる。これは悲劇である。 | ||||||
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![]() | ジャレド・ダイアモンド 生物学者 | |||||
現代という時代は、人類史上かつてないほどに、人が長生きするようになり、高齢者の健康状態が向上し、高齢者を養うだけのゆとりを社会が持てるようになった時代である。しかし、その反面、現代という時代は、高齢者が社会に提供可能だった伝統的価値の大半が失われ、健康なのに哀れな老後を過ごす高齢者が多くなってしまった時代である。 | ||||||
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![]() | ジョン・スチュアート・ミル 哲学者 | |||||
もちろん人間は、みんなで協力して、改良につながるものと改悪につながるものを区別し、みんなで励まし合って、良い方向をめざし、悪い方向から遠ざかるようにしなければならない。たえず互いに刺激し合って、それぞれに高まった能力をもっと活用しなければならない。自分たちの感情や目的を、愚劣でなく賢明な方向へ、自分たちが考えることも堕落した方向でなく向上をもたらす方向へむかわせなければならない。 | ||||||
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