![]() | フランツ・カフカ 小説家 | |||||
ぼくは本当は他の人たちと同じように泳げる。ただ、他の人たちよりも過去の記憶が鮮明で、かつて泳げなかったという事実が、どうしても忘れられない。そのため、今は泳げるという事実すら、ぼくにとっては何の足しにもならず、ぼくはどうしても泳ぐことができないのだ。(断片) | ||||||
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![]() | サミュエル・スマイルズ 作家 | |||||
(自己修養をする目的とは)本に書かれてある他人の考えたことをただ記憶し、自分の心を過去の言い伝えの倉庫とするだけではなく、自分自身の能力を開拓し、真に有用な人間となり、一生を無駄に過ごさないようにするためであると、心に期すべきである。 | ||||||
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![]() | マルクス・トゥッリウス・キケロ 政治家 | |||||
自然から授かる人生は短いが、善く過ごした人生の記憶は永遠だ。 | ||||||
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![]() | ミシェル・ド・モンテーニュ 哲学者 | |||||
自分の記憶力に十分自信がない者は 嘘つきになろうとしてはならぬ。 | ||||||
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![]() | ダニエル・キイス 作家 | |||||
私は怒りを抑制すること、性急にならないこと、待つということを学んでいる。成長しつつあるのだと思う。日を追って、自分のことがよくわかってくる。さざ波のようによみがえりはじめた記憶はいまや、怒濤となって襲いかかる……。 | ||||||
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![]() | 井上ひさし 小説家 | |||||
文章を書く相棒というのは、原稿用紙のむこうにいる読者でもあれば、自分の長期記憶でもあるんです。その相棒と手を繋いで書いていく。 | ||||||
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![]() | 神谷美恵子 医師 | |||||
私たちの現在をいわゆる「現実」以上にゆたかに充実させるものは記憶と想像力なのである。 | ||||||
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![]() | ルイス・キャロル 数学者 | |||||
アリスよ! あげよう、幼き話。稚き夢にあふれたあの眠り、やさしく花環にしておくれ。記憶にたなびく、神秘のけむり。そはまさに遠い異国で巡礼が、摘みて枯れたる花冠。 | ||||||
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![]() | ウィスタン・ヒュー・オーデン 詩人 | |||||
いくらかの本は不当にも忘れ去られるのだが、不当に記憶されている本というものはないものだ。 | ||||||
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![]() | 坂口安吾 小説家 | |||||
まったく戦争の驚くべき破壊力や空間の変転性という奴はたった一日が何百年の変化を起し、一週間前の出来事が数年前の出来事に思われ、一年前の出来事などは、記憶の最もどん底の下積の底へ隔てられていた。 | ||||||
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