茨木のり子 | |
茨木 のり子は、『櫂 』を創刊し、戦後詩を牽引した日本を代表する女性詩人にして童話作家、エッセイスト、脚本家である。戦中・戦後の社会を感情的側面から清新的に描いた叙情詩を多数創作した。主な詩集に『鎮魂歌』、『自分の感受性くらい』、『見えない配達夫』などがある。...▽ 著書:『詩のこころを読む』 |
大人も子供も、毎日毎日、時計のぜんまいを... | ||||||
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人生体験といえるほどのものをもっていない... | ||||||
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もっと強く願っていいのだ わたしたちは明... | ||||||
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初々しさが大切なの 人に対しても世の中に... | ||||||
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死こそ常態 生はいとしき蜃気楼。... | ||||||
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苛立つのを 近親のせいにはするな なにも... | ||||||
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わたしが一番きれいだったとき 誰もやさし... | ||||||
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世界に別れを告げる日に、ひとは一生をふり... | ||||||
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人間の仕事は一代かぎりのもの。伝統を受け... | ||||||
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あらゆる仕事 すべてのいい仕事の核には震... | ||||||
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