目 達成:仕事 名言

イギリス人の風習や気質については様々に目立つものがあるが、職業の中で勤勉の精神を持っているのがその一つである。

思うに、どのように卑しい職業であっても、品行の正しさを鍛練するという目的があるはずだ。

知識ではなく成果こそマネジメントの目的であり、能力の証明である。

高学歴を有し小説家や評論家や大学教授などの知的職業を目指しながら、志を遂げない人々の群れが最も自尊心を抱きやすい。彼らはかつて学校秀才であり、仲間たちのうちで明らかな優位に立っていたが、いまやその多くの者にも後れを取り社会的には劣位に立つことを余儀なくされている。

現代社会は、企業の経営陣と職業的政治家によって運営されており、人々は大衆操作によって操られている。人々の目的は、もっと多く生産し、もっと多く消費することだ。

それが生きる目的になってしまっている。

私の経験から言えることは、どうにか耐えられそうな職場を見つけて、とにかく働きだすことだよ。そうすれば、否でも応でも人間関係のうちに入ることになる。

その中で自分を鍛えることだよ。そうしながら、自分の目標を実現することをあらためて考えてみるのだ。

どんな真面目な仕事も、遊戯に熱しているときほどには、人を真面目にし得ない。

改善の目的は、製品やサービスを改良し、２・３年後にはまったく新しい製品やサービスにしてしまうことである。

およそ犯罪のうちでももっとも追求の困難なのは、無目的な犯罪だ。だが、今度のこれは、けっして無目的じゃない。

「注目しています」などといくら言われても、こっちがその人間に興味を持っていなければ疲れるだけだ。