![]() | 池田晶子 哲学者 | |||||
「自分」は何者でもない。そして、自分が自分であるということには、どのような理由も根拠もない。耐えるしかない。それは、「存在」が存在したことに、どのような理由も根拠もないのと正確に同じことなのだ。「神」を認めるのでなければ。 | ||||||
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![]() | エーリッヒ・フロム 哲学者 | |||||
根拠のない信念というのは、ある権威、あるいは多数の人々がそう言っているからというそれだけの理由で何かを真理として受け入れることだ。それに対して、理にかなった信念は、大多数の意見とは無関係な、自分自身の生産的な観察と思考とにもとづいた、他のいっさいから独立した確信に根ざしている。 | ||||||
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![]() | J・K・ローリング 小説家 | |||||
一部のファンは激怒するかもしれないが、正直に言うと、距離を置いてみてそれが見えるようになった。その選択は私が非常に個人的な理由から行ったものであって、真実味を根拠としていない。私のこの発言で心を痛める人がいませんように。 | ||||||
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![]() | ジョセフ・マーフィー 作家 | |||||
人間はなぜ不安を抱き、心配するのか。それは恐怖心を持っているからです。恐怖は人間の本能でもありますが多くの場合、根拠のないマイナスの想像にすぎません。同じ想像なら、なぜプラスの想像をしないのですか。 | ||||||
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![]() | エミール・オーギュスト・シャルティエ(アラン) 哲学者 | |||||
懐疑は精神の塩である。懐疑の切っ先がないと、どんな知識もすぐに腐ってしまう。どんなに根拠があり、どんなに合理的な知識でも、である。 | ||||||
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![]() | 中島義道 哲学者 | |||||
善人たちは、いつの時代においても、けっして自己批判をしない。「みんな」と同じ行動をとることに一抹の疑問も感じない。それどころか、それに限りない喜びや安らぎを覚える。すなわち、善人の正しさの根拠は一つだけである。それは「みんな」である。 | ||||||
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![]() | 小林秀雄 評論家 | |||||
真理の名の下に、どうあっても人々を説得したい、肯じない者は殺してもいい、場合によっては自分が殺されてもいい。ああ、何たる狂人どもか。そこに、孔子の中庸という思想の発想の根拠があった様に、私には思われる。 | ||||||
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![]() | ヴィクトル・ユーゴー 小説家 | |||||
荒々しい毒づいた言葉は、根拠の弱いものであることが多い。 | ||||||
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![]() | 三島由紀夫 小説家 | |||||
裸かになると人間の個性の根拠なんて薄弱なものだってことがわかるな。思想の型だって四つくらいあれば十分だということもわかるな。肥った男の思想と、痩せた男の思想と、背高のっぽの思想と、小男の思想とね。 | ||||||
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![]() | 宮台真司 | |||||
アイデンティティというのは、会社をクビになろうとどうなろうと、あれこれ失敗しようが、「自分は自分だ」といい続けられる根拠、つまり「尊厳」のことだ。君がこれから大人になるときに確実に直面するのが「尊厳」の問題だ。君は自分に「価値がある」と思えるだろうか。 | ||||||
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