![]() | シャーロット・ブロンテ 小説家 | |||||
もしも全世界の人が、あなたを憎み、あなたを悪人だと信じたとしても、あなたの良心があなたの正しいことを証明し、無罪を言い渡すのだったら、あなたは味方がないわけではないことよ。 | ||||||
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![]() | 夏目漱石 小説家 | |||||
悪い人間という一種の人間が世の中にあると君は思っているのですか。そんな鋳型に入れたような悪人は世の中にある筈(はず)がありませんよ。 | ||||||
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![]() | 黒田官兵衛 武将 | |||||
お前たち家来の間にも、気が合うか気が合わないかによって、仕置をする上に過ちができることがあろう。気の合う者に対して贔屓して、悪いことも善く思い、あるいは悪いと知りながら、自然とそれに親しむようになるものである。気の合わない者に対しては、善人をも悪人と思い、道理をも無理のように思い誤ることがある。気が合う家来、会わない家来とでは、仕置の上にもこのような私心ができてくるものであるから、みな、よく注意せねばならぬ。 | ||||||
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![]() | 中島義道 哲学者 | |||||
考えない者の強さ、考えることができない者の強さ、しかもそれでヨシとしている者の強さ、「俺、バカだから」と居直る者の強さは、筋金入りの強さである。まさにニーチェの語るごとく「悪人がいくら害悪を及ぼすからといっても、善人の及ぼす害悪に勝る害悪はない」。 | ||||||
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![]() | マルクス・トゥッリウス・キケロ 政治家 | |||||
法律とは正と不正の区別、すべての事物のうちもっとも古く最初のものであるあの自然に即して表現された区別のことである。あの自然に即して、悪人を罰し、善人を弁護し保護する人間の法律が決められるのだ。 | ||||||
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![]() | ジョン・デューイ 哲学者 | |||||
悪人とは、いかに善良な過去を持っていても、まさに堕落の道をたどろうとし、善良さの度合いが減退する人間である。善人とは、いかに道徳的に価値の少ない過去を持っていようと、さらに善に向かって進んでいる人間である。 | ||||||
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![]() | 夏目漱石 小説家 | |||||
「そんな鋳型に入れたような悪人は世の中にある筈がありませんよ」「平生はみんな善人なんです、少なくともみんな普通の人間なんです」 | ||||||
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![]() | ジョゼフ・アディソン 随筆家 | |||||
何らかの善を心のうちに持たない悪人はなく、何らかの悪を心のうちに持たない善人もない。 | ||||||
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![]() | 二宮尊徳 思想家 | |||||
いかに善を思っても、行いによって善を表さなければ、善人とは言えない。それは、悪い事を考えていると言っても、実際に悪事をしなければ悪人といえないのと同じである。従って私はどんな小さなことでも、実際に善を行う事を尊ぶ。善心が起きたら、すぐに実行するのが良い。 | ||||||
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![]() | ラ・ブリュイエール 作家 | |||||
人はくだらないとして礼儀作法をおざなりにするが、善人か悪人かを礼儀作法で決められることがよくある。 | ||||||
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