![]() | 岸見一郎 哲学者 | |||||
アドラー心理学では、人の行動原理を過去の「原因」ではなく、現在の「目的」に求める。ある人が家に引きこもる理由は、過去の虐待等ではなく、現在外に出たくないために生み出している不安ということになる。何故なら、虐待を受けた人全てが引きこもりになるわけではないからだ。よって、全てのトラウマは否定される。 | ||||||
|
![]() | カート・ヴォネガット 小説家 | |||||
わたしがトラルファマドール星人から学んだもっとも重要なことは、人が死ぬとき、その人は死んだように見えるにすぎない、ということである。過去では、その人はまだ生きているのだから、葬儀の場で泣くのは愚かしいことだ。あらゆる瞬間は、過去、現在、未来を問わず、常に存在してきたのだし、常に存在しつづけるのである。 | ||||||
|
![]() | ジェリー・ミンチントン 作家 | |||||
内なる批判者は「過去」と「失敗」にこだわるが、あなたは「現在」と「成功」に意識をむけて生きていくべきだ。内なる批判者と仲よくしてはいけない。それは、あなたの最大の敵なのだ。 | ||||||
|
![]() | オルテガ・イ・ガセット 哲学者 | |||||
現在、ヨーロッパの生をリードしようと考えている人間は、十九世紀を指導した人間とはきわめて異なっている。しかし、かれらは十九世紀につくられ準備された人間である。 | ||||||
|
![]() | アルトゥル・ショーペンハウアー 哲学者 | |||||
もともと自殺者は生を欲しているのだ。自殺するのはただ、現在の自分の置かれている諸条件に満足できないというだけの話なのである。だからして自殺者はけっして生きんとする意志を放棄するのでなく、ただ単に生を放棄して、個別の現象を破壊するにとどまっている。 | ||||||
|
![]() | ヴィクトール・フランクル 医師 | |||||
「なぜ生きるかを知っている者は、どのように生きることにも耐える」したがって被収容者には、彼らが生きる「なぜ」を、生きる目的を、ことあるごとに意識させ、現在のありようの悲惨な「どのように」に、つまり収容所生活のおぞましさに精神的に耐え、抵抗できるようにしてやらねばならない。 | ||||||
|
![]() | 岡本太郎 芸術家 | |||||
死ぬのもよし、生きるのもよし。 ただし、その瞬間に ベストを尽くすことだ。 現在に、強烈にひらくべきだ。 | ||||||
|
![]() | 小林秀雄 評論家 | |||||
現在の行動にばかりかまけていては、生きるという意味が逃げてしまう。 | ||||||
|
![]() | エーリッヒ・フロム 哲学者 | |||||
他人との関係において精神を集中させるということは、何よりもまず相手の話を聞くということである。集中するとは、今ここで全身で現在を生きることである。自分に対して敏感にならなければ、集中力は身につかない。 | ||||||
|