![]() | ミシェル・ド・モンテーニュ 哲学者 | |||||
あまりにも権力をもつために、すべてが自分に屈服するというのは、あわれなことである。こういう運命は、自分の友人や仲間を自分からあまりにも遠くに押しやり、自分をあまりにも一人ぼっちにする。 | ||||||
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![]() | ミシェル・ド・モンテーニュ 哲学者 | |||||
私は毎日、自分の不幸で友人たちに同情や悲嘆の情を起こさせようという子供じみた、けちな気持を、理性によってかなぐり捨てている。われわれは彼らの涙を誘うために、自分の不幸を過度に誇張する。 | ||||||
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![]() | ミシェル・ド・モンテーニュ 哲学者 | |||||
自分であとから得た純粋な友情は、共通の風土や血縁によって結ばれた友情よりもまさるのが普通である。自然はわれわれを自由な、束縛されないものとしてこの世に生み出したのに、われわれは自分をある特定の場所に閉じこめる。 | ||||||
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![]() | フリードリヒ・ニーチェ 哲学者 | |||||
わたしの真なる友よ。きみはきみのくだらない隣人にとって、良心の呵責なのだ。かれらはきみの隣人としての値打ちがないと自覚しているから、きみを憎み、血を吸いたがるのだ。 | ||||||
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![]() | ジャン・ポール・サルトル 哲学者 | |||||
独りきりの生活をしていると、物語るということさえ、どういうことなのか分からなくなる。本当らしさは友人とともに消えてしまう。 | ||||||
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![]() | マルクス・トゥッリウス・キケロ 政治家 | |||||
友情というものは人間に関わるものの中でも、万人が口をそろえてその有用性を認める唯一のものなのだから。 | ||||||
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![]() | 小林秀雄 評論家 | |||||
友と共感する為に何かを捨てる必要はない様に、芸術作品に対しても、人々は自己流にしか共感しない。芸術作品は、各人の自己を目覚めさせる事によって、人の和を作り出す。 | ||||||
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![]() | フリードリヒ・ニーチェ 哲学者 | |||||
君は君の友のために、自分をどんなに美しく装っても、やり過ぎということはない。なぜなら、君は友にとって、高すぎる目標を目指すための憧れの熱意であるべきだからだ。 | ||||||
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![]() | フリードリヒ・ニーチェ 哲学者 | |||||
女にはあまりにも長い間、暴君と奴隷とが隠されていた。女に友情を営む能力の無いゆえんであって、女の知っているのは恋愛だけだ。 | ||||||
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![]() | ジョルジュ・バタイユ 哲学者 | |||||
美とは、私達が愛するところのもの自体ではないのか。友情とは激情ではないのか。美をもってただ一つの答えとなすような、常に繰り返される問いかけではないのか。 | ||||||
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