自省録 |
『自省録』は、ローマ皇帝で五賢帝の一人、マルクス・アウレリウス・アントニヌスによる哲学書。著者がローマ人であるが、全編ラテン語ではなくギリシア語で書かれた。最後の五賢帝であるマルクス・アウレリウスは、ローマ皇帝としての多忙な職務のかたわら哲学的な思索を好み、後...▽ |
良い人間のあり方を論じるのはもう終わりに... | ||||||
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君に害を与える人間が いだいている意見や... | ||||||
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君はいつでも好きなときに 自分自身の内に... | ||||||
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神々のわざは摂理にみちており、運命のわざ... | ||||||
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幸福な人間とは、 自分で自分によい運命を... | ||||||
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親しむに足りない人物とは、 自分自身を不... | ||||||
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私の人生は、 苦しむ悩むほど 大層なもの... | ||||||
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どんなに晴れやかで 立派な場所に立ち、 ... | ||||||
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色欲によって犯された過失の方が怒りによる... | ||||||
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我々は外部から、他人から与えられし悪、つ... | ||||||
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