![]() | ジョルジュ・バタイユ 哲学者 | |||||
[サドの逆説の中に或る]真理を抜きにしては存在について考えることは不可能だ。存在は、往々にして、情念の運動の埒外にある人間に付与されているように思われる。私は逆に、この運動の埒外に存在を表象してはならない、と言いたい。 | ||||||
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![]() | ジョルジュ・バタイユ 哲学者 | |||||
我々は、死と性的興奮との間の関係の原因は病気にあるなどといって済ましているわけにはいかない。サドの逆説の中には或る真理が露われている。この真理は悪徳の範囲に局限されるものではない。私はこの真理は我々の生と死との表象の基礎であるとさえ考える。 | ||||||
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![]() | ミヒャエル・エンデ 作家 | |||||
集合名詞"ニューエイジ"の下で進行しているもの全ての主な関心は、おおよそ、実証主義的-唯物論的世界像から抜けだし、認識の真理(自然科学)と信仰の真理(宗教)との間の耐え難い懸隔を克服する、霊的な、より良く言えば、総合的な世界表象へ至る橋を建設しようとする試みである。 | ||||||
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![]() | バールーフ・デ・スピノザ 哲学者 | |||||
愛および憎しみ――例えばペテロに対する――は、憎しみが含む悲しみおよび愛が含む喜びが他の原因の観念と結合する場合には消滅する。また両者〔愛および憎しみ〕は、ペテロがそのどちらかの感情〔喜びあるいは悲しみ〕の唯一の原因でなかったことを我々が表象する限りにおいて減少する。 | ||||||
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