金子みすゞ | |
金子 みすゞは、大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した日本の童謡詩人。本名、金子 テル。 大正末期から昭和初期にかけて、26歳で死去するまでに500余編もの詩を綴り、そのうち100あまりの詩が雑誌に掲載されたとされる。 |
私が両手をひろげても、お空はちっとも飛べ... | ||||||
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かいこはまゆにはいります、きゅうくつそう... | ||||||
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上の雪さむかろな。つめたい月がさしていて... | ||||||
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うちのだりあのさいた日に、 酒屋のクロは... | ||||||
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人の知っている草の名は、わたしはちっとも... | ||||||
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名はしば草というけれど、その名をよんだこ... | ||||||
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こッつん こッつんぶたれる土はよい畑にな... | ||||||
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ふうせん持った子がそばにいて、わたしが持... | ||||||
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土がくろくて、ぬれていて、はだしの足がき... | ||||||
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私は不思議でたまらない、黒い雲からふる雨... | ||||||
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