![]() | 小林秀雄 評論家 | |||||
人生を解釈する上に非常に便利な思想というものは、その便利さで身を滅ぼす。便利さが新たな努力を麻痺させるからだ。 | ||||||
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![]() | レフ・トルストイ 小説家 | |||||
現在の社会は、支配される社会と、各人にとって有利かつ合理的な考え方によって支配される社会とに区別して考える方が、はるかに自然である。そこでは暴力のみが人々の行為を決定する。 | ||||||
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![]() | アーノルド・J・トインビー 歴史学者 | |||||
宗教の創始者たち(イエス、ブッダ、老子)は、宇宙の本質とは何か、精神的な本質とは何か、現実の本質とは何かについては、それぞれ独自の考えをもっていて相いれなかった。しかし、道徳的な教えに関しては、彼ら全員が一致している。たとえば、物質的な富の追求は間違った目的であるという解釈である。また、没我性と他者への愛を持つことこそが、人生における幸せと成功の鍵であると口をそろえていっている。 | ||||||
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![]() | トーマス・カーライル 歴史家 | |||||
現在というものは、過去のすべての生きた集大成である。 | ||||||
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![]() | 山本常朝 哲学者 | |||||
人間の一生などは、ほんとうに短いものだ。だから好きなことをして暮らすのがよい。つかの間ともいえるこの世において、いやなことばかりして苦労するなんて愚かなことだ。だが、このことは、悪く解釈すると害になるので、若い人たちにはついに教えることのなかった「人生の秘伝」といったものだ。 | ||||||
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![]() | 岡本太郎 芸術家 | |||||
現在、権威にされているものでも、かつて、古い権威を否定したときの情熱を持ち続け、さらに飛躍して自分自身と時代を乗り越えようと進んでいる場合には、その人は打ち倒される古い権威側ではなく、若さと新鮮さの陣営にある。 | ||||||
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![]() | スティーブン・R・コヴィー 作家 | |||||
もし、親子関係において、子供の抱えている問題を単なる邪魔や重荷だと考えず、子供との関係を築く良い機会だと解釈すれば、親子関係は一変するだろう。 | ||||||
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![]() | ニコラ・テスラ 発明家 | |||||
現在は彼らのものかもしれないが、未来は私のものだ。 | ||||||
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![]() | エミール・オーギュスト・シャルティエ(アラン) 哲学者 | |||||
思いうかんだことを何でも言ってしまう人間、最初の感情に夢中になる人間、自分が何を経験しているのか気づかないうちから、遠慮解釈なく驚きや嫌悪感や楽しさを示してしまう人間、そういう人間は無作法な人間である。 | ||||||
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![]() | 渋沢栄一 実業家 | |||||
お金とは大切にすべきものであり、同時に軽蔑すべきものでもある。ではどうすれば大切にすべきものとなるのか。それを決めるのはすべて所有者の人格によるのである。ところが世間は、大切にするという意味を間違って解釈し、ひたすらケチに徹してしまう人がいる。これは本当に注意すべきことだ。 | ||||||
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