薩長 名言

（木戸孝允について最も感心したこと）長州出身なるに拘わらず、薩長の専横を憤ってこれを抑えられた一事。

薩長は天下をとったが、二股だけはとれぬといっておいてくれ。

明治維新を一概に評価はできませんが、田沼（意次）が狙ったことは、明治維新以後の薩長、つまり勤皇の連中がやったことと同じなんですよ。

田沼は早く生まれすぎたんです。薩長は時代が熟した時期に、錦の御旗を掲げて強引にやったんですね。

田沼の時代には、やろうと思っても周りが助けてくれない。

薩長の連合に身を挺しておるのは、たかが薩摩藩や長州藩のためではないぞ。君にせよ西郷にせよ、しょせんは日本人にあらず、長州人・薩州人なのか。