![]() | マルティン・ハイデッガー 哲学者 | |||||
キリスト教カトリックの生活理想をめぐる将来の精神的闘いのために、スコラ学に蓄積された思想的富を活性化する。 | ||||||
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![]() | トマス・アクィナス 神学者 | |||||
物体としての天体は物体としての人間の身体には作用するが、非物体としての人間精神や意志には直接作用することはない。 | ||||||
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![]() | 大隈重信 政治家 | |||||
この時に当って日本婦人は、いやしくも自分の品性を軽んじてはならない。何所どこまでも自分は日本婦人であるという自重心を持っていてもらいたい。この精神があって初めて今日の時勢に伴う十分なる実業的思想を発達させて知識を増進し、然しかして我が邦婦人の特色を発揮させて行く事が出来る。 | ||||||
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![]() | アレキサンダー・グラハム・ベル 科学者 | |||||
発明家はこの世界を見回し、現状には満足できないと考える。見たもの全てを進歩させたくなり、この世を便利にしようとする。ある日アイデアが湧き上がり、発明に取り憑かれ、実現化を試みる。発明の精神が彼を支配し、発明の具現化へと向かわせる。 | ||||||
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![]() | 渋沢栄一 実業家 | |||||
どうも物質文明が進んだ結果は、精神の進歩を害したと思うのである。わたしは常に、精神の向上を、富の増大とともに進めることが必要であると信じている。 | ||||||
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![]() | ジョージ・ギッシング 小説家 | |||||
私が「科学」を憎み、恐れるのは、永久でないにしろ、とにかく長い将来にわたって、それが人類の残忍な敵となるという私の信念に基づくのだ。科学が人間生活のすべての単純さと優雅さを破壊し、世界のすべての美を破壊しつつあるのを私はみている。科学が文明という仮面の下に野蛮性を再びもたらしつつあるのを、人間の精神を暗くし、人間の感情をかたくなにしつつあるのをみている。 | ||||||
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![]() | ジャン・ジャック・ルソー 哲学者 | |||||
自然状態においては不平等はほとんど存在していなかったこと、人間の精神の発達と人間の能力の開発とから、不平等が力を増し、拡大してきたこと、最後に、所有権と法の確立によって、不平等が安定したもの、合法的なものとなったことである。 | ||||||
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![]() | ヴォルテール 哲学者 | |||||
ぼくたちの世界のできごとは、物質的にも精神的にもひとびとに多少の苦しみをもたらすことがありうるからね。 | ||||||
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![]() | フリードリヒ・ニーチェ 哲学者 | |||||
聞こえないか、精神がただの語呂合わせになっているのが。不快にも、精神は汚水のような言葉を吐いている。ーーしかも彼らはこの言葉の汚水から新聞をつくっているのだ。 | ||||||
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![]() | 盛田昭夫 実業家 | |||||
荒っぽい積極性、いわゆる日本流の腹芸は、技術革新の時代では毒にこそなれ薬にはならない。積極性の中に、細心の配慮と繊細な精神が行き届いていなければ失敗は目に見えている。青白きインテリはもっと困る。さらに手におえないのは、大学卒という看板で世の中を渡れると思っている連中だ。 | ||||||
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