種田山頭火 | |
種田 山頭火は、戦前日本の俳人。よく山頭火と呼ばれる。自由律俳句のもっとも著名な俳人の一人。1925年に熊本市の曹洞宗報恩寺で出家得度して耕畝と改名。本名・種田正一。 |
ビルとビルとのすきまから見えて山の青さよ... | ||||||
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人々に幸福あれ、災害なかれ、しかし無常流... | ||||||
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おこるな しゃべるな むさぼるな ゆっく... | ||||||
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こんな良い月を一人で見て寝る。... | ||||||
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人生は奇跡ではない、軌跡である。... | ||||||
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音はしぐれか。... | ||||||
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ほろほろほろびゆくわたくしの秋。... | ||||||
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ああ酒、酒、酒、酒ゆえに生きても来たが、... | ||||||
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一杯やりたい夕焼けの空。... | ||||||
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あるがまま雑草として芽をふく。... | ||||||
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