![]() | デジデリウス・エラスムス 哲学者 | |||||
ほかならぬ人間の一生全体が、芝居でなくてなんでしょう? そこでは誰もが仮面をかぶって登場し、自分の役柄を演じ、やがて舞台監督によって表舞台から退場させられるのです。舞台監督はしばしば同じ役者を、違った扮装で舞台に出させますから、つい先ほどまで緋の衣をまとって王様を演じていた者が、今度は襤褸にくるまった奴隷として姿を見せたりするのです。要するにすべてが見せかけの仮装なのですが、人生という芝居も、その演じられ方は、これと変わるところがありません。 | ||||||
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![]() | ジェームス・ディーン 俳優 | |||||
役者が監督から言われる通りに演じたとしても、それは芝居ではない。命令に従っているだけだ。そんなものは、見た目さえ適切ならば誰にでもできる。監督(ディレクター)の仕事とは、指揮すること、つまり方向性を示すこと。そこから先は役者の仕事になる。役者には、演技の中で自分自身を表現できる自由、そんな空間が必要なんだ。その空間がなければ、役者は胸にプッシュボタンをぶら下げた考えることのできないロボットと何もかわりゃしない。 | ||||||
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![]() | クリスティーヌ・ラガルド 政治家 | |||||
この意味で、改革の重要な要素のひとつとして、金融業界で幹部として活躍する女性の数を増やすことが挙げられると思います。これにはふたつの理由があります。第一に、多様性が豊かであるほど、例外なく思考が研ぎ澄まされ、集団思考のリスクを減らします。第二に、多様性が高まると慎重さも増し、危機を引き起こしたような無謀な決定が行われにくくなります。銀行の取締役や金融監督機関の幹部に占める女性の割合が高ければ高いほど安定性が増すことが、私たち自身が行った研究で証明されています。繰り返し言ってきたことですが、もしリーマン・ブラザーズがリーマン・シスターズであったなら、今日の世界は大きく違ったものになっていたかもしれません。 | ||||||
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![]() | 宮崎駿 映画監督 | |||||
映画を見てないんですね、実は。映画館に行かなくなっちゃいましたから。テレビでやってるのをたまたま観かけたり、「これは面白いよ」って友人がビデオで持ってきたやつをじゃあ観るかって観たりするぐらいで。どういう監督が好きだとか、ポーランド映画がいいとか、そういう視点で映画を観てこなかったんです。60年代や子供のときにはずいぶん観てましたけど、ある監督に執着して、その監督を追いかけるっていうことは一回もしていないです。 | ||||||
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