枕草子 |
『枕草子』とは、平安時代中期に中宮定子に仕えた女房、清少納言により執筆されたと伝わる随筆。ただし本来は、助詞の「の」を入れずに「まくらそうし」と呼ばれたという。執筆時期は正確には判明していないが、長保3年にはほぼ完成したとされている。 |
春は夜がほのぼのと明けようとする頃(が良... | ||||||
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世の中で最も辛いことは、人から憎まれ、誤... | ||||||
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にくきもの、急ぐことある折りに来て長言す... | ||||||
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夏は夜(が良い)。月が出ている頃は言うま... | ||||||
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我々は他人に幸福をわけ与えることによって... | ||||||
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雲は 白き。紫。黒きもをかし。風吹くをり... | ||||||
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草の花は なでしこ。唐のはさらなり、大和... | ||||||
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絵に描きおとりするもの なでしこ。菖蒲。... | ||||||
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遊びは 夜。人の顔見えぬほど。... | ||||||
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男の心ほど不可解なものはない。真に素敵な... | ||||||
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