未知 恐怖 名言 7ページ

好きな女の思考や行動を前にしたとき、私たちは自然現象を前にした最初の物理学者たち（まだ科学もできあがっておらず、その科学が未知のものに多少の光さえ投げかけていなかったころの物理学者たち）のように、途方に暮れてしまう。

恐怖は常に人間の中に何か正しくないことが生じた徴候である。恐怖は、苦痛が肉体に対して果たすのと同様に、精神に対しても貴重な警告者の役目を果たす。

この、まるっきり未知で不安なことだらけの世界で、ひとつでも、よく知っているものが、ほっとするものがあるのは、ほんとうにうれしいことでした。

恐怖を取り除く唯一の方法は、それを映画にしてしまうことだ。

他人にはわからないであろうが、私にとっては、私は広大な知の海岸で彷徨う幼い子供に過ぎない。未知の真実の大海を前にしても、私は自らをを満ち足りさせる小さな光る小石を見つけるのみだ。

恐怖のあるところに恥辱がある。

自己愛の国で人が発見したことがどれほどあるとしても、まだそこには未知の土地がたくさん残っている。

未知なるものに到達するために、長く、長く、感覚を狂わせることを信じている。

恐怖というものを、おれはほとんど忘れてしまった。今はありとあらゆる恐ろしいことが、この身内に浸みこんでしまい、何が起ろうと、人殺しのおれには日常茶飯事、もうぎくりともしないのだ。

詩人の目は細かく激しく動いて、天から地を見、また地から天を見る。そして想像力が未知の物の姿を呼び起こすと、詩人のペンはそれに形を与え、空々漠々たるものにはっきりとした住居と名を与える。

強い想像力とは、そんなわざを持っているのだ。