敗北 暴力 名言 6ページ

暴力は目的を達成するためには不経済なやり方だ。

肉体的なものであれ頭脳的なものであれ、非凡さには、必ず避けがたい運命がつきまとっている。歴史を通じて、王者たちを苦しませ、その足取りをよろめかせてきたような運命だ。

周りの者たちと違うところなどないほうがいい。醜い者や愚かな者がこの世でもっとも幸せなのだ。

彼らはゆっくりと腰を落ち着け、舞台を眺めていればいい。勝利の味を知ることはないが、敗北の苦しみも知らずにすむ。

彼らは我々みなが望むように、穏やかに、無頓着に、平静を乱されることなく生きていく。

他人に破滅をもたらすこともないし、見知らぬ者の手で破滅させられることもない。

自作を説明するという事は、既に作者の敗北であると思っている。不愉快千万の事である。

すぐれた戦略戦術というものはいわば算術程度のもので、素人が十分に理解できるような簡明さをもっている。逆にいえば玄人だけに理解できるような哲学じみた晦渋な戦略戦術はまれにしか存在しないし、まれに存在しえても、それは敗北側のそれでしかない。

鎖につながれたら、鎖のまま歩く。十字架に張りつけられたら、十字架のまま歩く。牢屋にいれられても、牢屋を破らず、牢屋のまま歩く。

笑ってはいけない。私たち、これより他に生きるみちがなくなっている。いまは、そんなに笑っていても、いつの日にか君は、思い当る。

あとは、敗北の奴隷か、死滅か、どちらかである。

準備不足のまま戦争に突入することより敗北することへの近道はない。

勝利を祝するのでなく、敗北を乗り越えながら生きよ。

大きな成功というものは、人々が敗北感に屈してしばらく経ったときにやってくるものである。

勝利は百人の父親を持つが、敗北は孤児である。

団結は勝利の前提であり、分裂は敗北の要因である。