愚行 名言 2ページ

愚行は常にしつこく続けられるものであり、人々もしょっちゅう自分のことばかり考えてさえいなければ、そのことに気がつくはずである。

人間のために失望するより大きな愚行はこの世にない。

経験……われわれがすでに抱きしめている愚行が、望ましからざる古馴染みである、と認めることを可能にさせる英知。

悪行愚行をしてはいけないと百も承知していながら、それでもやってしまうのが人間なのだ。幾度やってもね。

幸せを感じる時間を大切にせよ。愛し、愛されよ。それはこの世でたった一つの真実だ。他の全ては愚行である。

怒りと愚行は相並んで歩み、悔恨が両者のかかとを踏む。

誰であっても、何か不平を言うものは愚行を行っているのであり、すべてを導くことのできる人に対し謀反を企てるものである。

恋愛……自分自身については何一つ知らないうちに、他の者について多くを思う愚行。

経験とは、各人が自分たちの愚行に与えている名前だ。

結局人間というものは、朝から晩まで、不幸を招く原因ばかり作っているといえるのだが、そこはちゃんと、なんとかうまく幸運によって、愚行の結果を免れているのだ。