![]() | ハインリヒ・ハイネ 詩人 | |||||
悪魔は理論家である。悪魔は現世のよさや官能の悦びなどの代表であるにとどまらず、彼はまた人間理性の代表者である。 | ||||||
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![]() | ジャン・ジャック・ルソー 哲学者 | |||||
通常の子供は、幼少期から理屈や規則に縛られて育てられるため、それらに嫌気がさす。しかし、理性や規則よりも感性や感情を優先して育んだエミールは、成長とともに今度は理性や規則を自ら求めるようになる。理性によって感情をコントロールできるようになり、いよいよ成人の入口に達する。 | ||||||
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![]() | 野中郁次郎 経営学者 | |||||
日本軍はときとして事実よりも自らの頭のなかだけで描いた状況を前提に情報を軽視し、戦略合理性を確保できなかった。 | ||||||
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![]() | フリードリヒ・ニーチェ 哲学者 | |||||
愛の中には、つねにいくぶんかの狂気がある。しかし狂気の中にはつねにまた、いくぶんかの理性がある。 | ||||||
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![]() | ジャン・ジャック・ルソー 哲学者 | |||||
人間を仕上げるには、人を愛することのできる感じやすい存在を作り上げること、つまり、理性を感情によって完成させることだけが、我々に残されている。 | ||||||
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![]() | 福沢諭吉 教育者 | |||||
(外交にあたっては)「天理人道(天が定めた自由平等の原理)」にしたがって交わり、合理性があるならばアフリカの黒人奴隷の意見もきちんと聞き、道理のためにはイギリスやアメリカの軍艦を恐れることもない。国が辱められるときには、日本国中のみなが命を投げ出しても国の威厳を保とうとする。これが一国の自由独立ということなのだ。 | ||||||
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![]() | ミヒャエル・エンデ 作家 | |||||
私達人間にも明るい側、すなわち光の側面があり、これは意識の側です。この面は私たちの理性・知性の側です。しかし、もう一方では人間の意志の側面があります。そして、意志は常に人間の中のとても暗い深みからやってくるのです。 | ||||||
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![]() | ミシェル・フーコー 哲学者 | |||||
〈批判〉とは、人が認識しうるもの、なすべきこと、希望しうることを決定するために、理性の使用が正当でありうる諸条件を定義することを役割とするものだ。錯覚とともに、教条主義と他律性とを生み出すのは理性の非正当的な使用なのだ。 | ||||||
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![]() | ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ 小説家 | |||||
我々が不幸または自分の誤りによって陥る心の悩みを、知性は全く癒すことができない。理性もほとんどできない。時間がかなり癒してくれる。これにひきかえ、固い決意の活動は一切を癒すことができる。 | ||||||
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![]() | ミシェル・フーコー 哲学者 | |||||
狂気は、数世紀以来、まさしく一つの言語活動(排除された言語活動、饒舌な無意味さ、理性の反省された沈黙の外へと無際限に流れ出してしまう言葉)であった。 | ||||||
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