![]() | 國分功一郎 哲学者 | |||||
贅沢とは浪費することであり、浪費するとは必要の限界を超えて物を受け取ることであり、浪費こそは豊かさの条件であった。現代社会ではその浪費が妨げられている。人々は浪費家ではなくて、消費者になることを強いられている。物を受け取るのではなくて、終わることのない観念消費のゲームを続けている。浪費は物を過剰に受け取ることだが、物の受け取りには限界があるから、それはどこかでストップする。そこに現れる状態が満足である。 | ||||||
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![]() | スティーブン・R・コヴィー 作家 | |||||
すべてのものは、まず頭の中で創造され、次に実際にかたちあるものとして創造される。第一の創造は知的創造、そして第二の創造は物的創造である。ビジネスも同じだ。ビジネスを成功させたいなら、何を達成したいのかを明確にしなければならない。ターゲットとする市場に投入する製品やサービスを吟味する。次は、その目的を達成するために必要な資金、研究開発、生産、マーケティング、人事、設備などのリソースを組織する。最初の段階で終わりをどこまで思い描けるかが、ビジネスの成功と失敗の分かれ道になる。 | ||||||
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![]() | 福沢諭吉 教育者 | |||||
天地の公道(公正で道理のあること)は、もちろん慕うべきである。西洋諸国がこの公道によって我々に接するのであれば、我々もまたこれに応じよう。しかし、西洋諸国がインドや中国でやっていることを見れば、そうは言っていられないことは容易に分かる。公道に拠るのであれば、世界中の政府を、日本で旧藩を廃止したように、廃するべきである。その見込みは立っているだろうか。そんなことはあり得ないのであるから、今ある政府を所与のものする必要があるし、政府がある限りは、それぞれの国民の私情を取り去るわけにはいかないではないか。 | ||||||
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![]() | プラトン 哲学者 | |||||
理想の国家では、内部で利益相反がなく、常に争いがない。また、外部と争いが生じた場合には、お互いに見捨てることなく、勇敢に戦う。それはあたかも、手を負傷した一人の人間が、魂から肉体まで全て一致団結してその負傷と向かい合うことに似ている。一人の人間の中には利益相反は無いのだ。国家がそこに至るには、個人間の利益相反を失くす必要がある。そのために、優れた男性と優れた女性は子供を共有し、子供は国家によって養育されるべきであるし、私有財産も認めるべきでない。また、男性が女性を所有するようなことはなく、程度の差はあれど、男女ともに国防に対して同じ義務を持つ。この国家では、お互いが家族のようなものであるから、家族に乱暴するようなことはしない「つつしみ」と、誰かを傷つけた場合にその家族から報復されるという「恐れ」により、平和が保たれる。 | ||||||
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![]() | 岡崎久彦 外交官 | |||||
日本の戦略思想の中に存在する伝統的な任務と作戦重視、情報と戦略軽視というものは、島国日本の歴史始まって以来の問題である。そして、その根は深い。要は、日本の情報戦略は、今までやってきたことの手直しだけでなく、抜本的な改善が必要だ。また、情報の運用の観点からも、大局的な情勢判断や大戦略は本来軍事専門家がするべきでなく、自衛隊外に、国際情勢全般の判断と国家戦略とを綜合的に考えることができるような機構か既存制度の運用が必要だろう。 | ||||||
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![]() | 福沢諭吉 教育者 | |||||
徳の効能は狭く、才(知恵)の働きは広い。徳はせいぜい家族や周囲の人間を感化する程度だが、知恵は技術にしてもビジネスにしても、広く影響を与える。最も望ましいのは、知恵の力で徳の領域を広げることである。今の日本の置かれた状況に鑑みるに、徳は十分足りているのだから、至急、国民の知恵を増進し、ヨーロッパに追い付くことが必要である。 | ||||||
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![]() | マザー・テレサ 宗教家 | |||||
この世は苦痛に満ちています。肉体的、物質的、精神的苦しみに。ある苦痛は他人の強欲によるものだと非難され、物質的、肉体的苦痛は飢えや家がないこと、病気などとされます。しかし最大の苦痛は孤独です。愛されていないと感じ、周りに誰もいないこと。誰からも必要とされないことは、人間が今まで経験した中で最悪の病だと益々思い知らされます。 | ||||||
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![]() | トマス・ペイン 思想家 | |||||
徳行に頼っていては世の中を治めることができないので、政府という様式が必要になったのだ。したがって政府の意図や目的もまたここにあると言える。すなわちそれは自由および安全である。いかにわれわれの目が外見によってくらまされ、耳が騒ぎ声でごまかされようとも、またいかにわれわれの意思が偏見によってゆがめられ、判断力が利害によって曇らされようとも、自然や理性の純粋な声はこのような政府が正しいと言うだろう。 | ||||||
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![]() | 盛田昭夫 実業家 | |||||
ただじっと考えていても想像力というのは出てこない。ひとつのターゲット、目標を設定して、そこへ向かっていくことによってクリエイティビティが出てくる気がする。端的な例は、アメリカのアポロ計画。人が月に行く。これは絶大な目標なんです。すると、そのためにはどれだけのロケットが必要だとか、どうやって飛んだらいいかとか、地上からのコントロールはどうするのか、実験は、材料は、そういった段階の中で、非常にたくさんの創造がなされる。 | ||||||
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![]() | 内橋克人 評論家 | |||||
結局、勤労、働くということにね、どう報いるかというのが、その国のね、本質を物語るわけです。このままいきますとね、やっぱり生活するのに必要な最低の収入さえ得ることのできない勤労者、働く人ですね、マジョリティになる、多数派になる。貧困マジョリティ、少数派ではない、貧困者は多数派になりますよ。そんな国がどうして豊かな国だといえますか? | ||||||
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