小林一茶 | |
小林 一茶は、日本の俳人。本名は小林弥太郎、一茶とは俳号である。別号は?橋、菊明、新羅坊、亜堂。庵号は二六庵、俳諧寺。 信濃国柏原で中農の子として生まれた。15歳の時に奉公のために江戸へ出て、やがて俳諧と出会い、「一茶調」と呼ばれる独自の俳風を確立して松尾芭蕉...▽ 著書:『おらが春』 |
うつくしや 障子の穴の 天の川。... | ||||||
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木曽山へ 流れ込みけり 天の川。... | ||||||
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散る芒(すすき) 寒くなるのが 目に見ゆ... | ||||||
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朝晴れに ぱちぱち炭の 機嫌かな。... | ||||||
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夕暮れや 膝を抱けば 又一葉。... | ||||||
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僧になる 子のうつくしや けしの花。... | ||||||
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蟻の道 雲の峰より つづきけん。... | ||||||
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いざいなん 江戸は涼みも むつかしき。... | ||||||
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名月を 取ってくれろと 泣く子かな。... | ||||||
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大の字に 寝て涼しさよ 淋しさよ。... | ||||||
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