呉子 |
『呉子』は、春秋戦国時代に著されたとされる兵法書。武経七書の一つ。古くから『孫子』と並び評されていた。しかし著者ははっきりとしない。中身の主人公でもある呉起またはその門人が著者であると言われるが、定かではない。 内容は呉起を主人公とした物語形式となっている。 |
戦って勝つのはやさしい。しかし、守って勝... | ||||||
|
国全体の統一なくして、戦争してはならない... | ||||||
|
可能性を見い出せたら進み、困難だと判明し... | ||||||
|
兵力を行使する場合、優柔不断が最大の害で... | ||||||
|
勝つ条件があれば進撃し、勝つことの困難を... | ||||||
|
全軍最大の災いは、進退の去就に迷うことか... | ||||||
|
人は常に不可能なことを敢えてして生命を落... | ||||||
|
戦争をするばあいには、敵陣の堅固なところ... | ||||||
|
生命を投げ出して戦えばかえって生命を全う... | ||||||
|