吉田兼好 | |
吉田 兼好は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての官人・遁世者・歌人・随筆家。治部少輔卜部兼顕の子。本名は卜部兼好。卜部氏の嫡流は後の時代に吉田家、平野家などに分かれ、兼好は吉田家の系統であったことから江戸時代以降は吉田兼好と通称されるようになった。また出家し...▽ |
一日の命、万金(ばんきん)よりも重し。... | ||||||
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花は盛りに月は隈(くま)なきをのみ見るも... | ||||||
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勝たんと打つべからず。負けじと打つべきで... | ||||||
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第一の事を案じ定めて、その外は思ひ捨てて... | ||||||
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何方(いずかた)をも捨てじと心に取り持ち... | ||||||
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病を受くることも多くは心より受く。外より... | ||||||
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心なしと見ゆる者も、よき一言はいふものな... | ||||||
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大欲(たいよく)は無欲に似たり。... | ||||||
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一時の懈怠、即ち一生の懈怠となる。... | ||||||
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下戸(げこ)ならぬこそ、男(をのこ)はよ... | ||||||
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