![]() | アンリ・ド・レニエ 詩人 | |||||
愛情と欲情が溶け合ったときには、恋愛はほとんど友情に近い穏やかさをおびる。 | ||||||
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![]() | アルトゥル・ショーペンハウアー 哲学者 | |||||
人間が完全に融和できるのは、自分自身を相手にしたときだけである。友とも、恋人とも完全に融和はできない。 | ||||||
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![]() | カンポアモール 詩人 | |||||
恋は肉体を欲し、友情は心を欲する。 | ||||||
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![]() | ロマン・ロラン 作家 | |||||
恋愛的な友情は恋愛よりも美しい。だがいっそう有毒だ。 なぜなら、それは傷を作り、しかも傷の手当てをしないからだ。 | ||||||
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![]() | フリードリヒ・ヘッベル 劇作家 | |||||
友情と恋愛とは人生の幸福を生み出す。ちょうど二つの唇が、魂を有頂天にするキスを生みだすように。 | ||||||
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![]() | 池田晶子 哲学者 | |||||
友だちをその数の多さだけで誇れるものではないように、恋愛やセックスも、その数の多さだけで誇れるものではないだろう。だって、口があるなら好きだと言えるし、性器があるなら性交はできる。そんなのは誰にでもできることなんだもの、しょせん動物なんだから。誰にでもできるのではないことは、動物ではない人間にしかできないことは、その人のことを愛することが、自分を愛することである、そういう恋愛をすることだ。自分を愛せる人でなければ、他人を愛することはできないのだったね。恋愛も同じだ。 | ||||||
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![]() | ウィリアム・シェイクスピア 劇作家 | |||||
友情は不変といってよいが、色と恋が絡めば話は別になる。 | ||||||
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![]() | フランソワーズ・サガン 小説家 | |||||
(息子があなたのすべてか?との問いに)わたしに大災難がふりかかれば、息子がいてもわたしはやはりとても不幸になるでしょう。わたしが片想いをしたり、友だちを亡くしたりしたら、息子がいてもわたしは悲しむでしょう。母性愛だけに生きるなんて化物のようです、わたしはそうではありません。 | ||||||
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![]() | ヨハン・ペーター・エッカーマン 作家 | |||||
恋愛と知性がなにか関係でもあるというのかね? われわれが若い女性を愛するのは、知性のためではなく、別のもののためさ。美しさや、若々しさや、いじわるさや、人なつっこさや、個性、欠点、気まぐれ、その他一切の言いようのないものをわれわれは愛しはするが、彼女の知性を愛するわけではないよ。 | ||||||
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![]() | モリエール 俳優 | |||||
恋をする人は、いつも自分の選んだ相手をほめるものよ。夢中になっていて、相手のよくないところなんぞ、目につくものではないわ。相手のことだと、何によらず愛らしくなるものよ。欠点だっても立派な事に思われて、何かと贔屓目に見るものよ。 | ||||||
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