千利休 | |
千利休は、戦国時代から安土桃山時代にかけての商人、茶人。 わび茶の完成者として知られ、茶聖とも称せられる。また、今井宗久・津田宗及と共に茶湯の天下三宗匠と称せられ、「利休七哲」に代表される数多くの弟子を抱えた。子孫は茶道の三千家として続いている。天下人・豊臣秀...▽ 著書:『南方録』 |
薄茶入蒔絵彫りもの文字あらば順逆覚え扱ふ... | ||||||
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乾きたる茶巾使はば湯をすこしこぼし残して... | ||||||
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床に又和歌の類をばかけるなら外に歌書をば... | ||||||
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炭置くも習ひばかりに拘はりて湯のたぎらざ... | ||||||
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とにかくに服の加減を覚ゆるは濃茶たびたび... | ||||||
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茶はさびて心はあつくもてなせよ道具はいつ... | ||||||
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茶を振るは手先をふると思ふなよ臂よりふれ... | ||||||
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習ひつつ見てこそ習へ習はずによしあしいふ... | ||||||
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中継は胴を横手にかきて取れ茶杓は直におく... | ||||||
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濃茶には点前をすてゝ一筋に服の加減と息を... | ||||||
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