![]() | 呂坤 哲学者 | |||||
天下の事業を取り仕切るには、期限があるからといって自分から余裕を与えてはならない。事業には予測できないことがあり、時には補給が間に合わないこともある。常に期限に余裕があれば、多少の無理も利くのである。(幹天下之事、無以期限自寛。事有不測、時有不給。常有余於期限之内、有多少受用処。) | ||||||
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![]() | 福田恆存 作家 | |||||
自分が相手とともにいて孤独だと思うときは、相手も孤独なのだと、なぜそう考える余裕をもたないか。それこそ、真の意味の「理解」ということでありましょう。 | ||||||
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![]() | アンブローズ・ビアス 作家 | |||||
発言──できの良くない頭の中身を陳列し合う法。お互いに、自分の商品の配列に夢中で、隣人の陳列した商品を、眺める余裕が持てずにいる。 | ||||||
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![]() | アンブローズ・ビアス 作家 | |||||
会話──二流以下の連中が、お互いに自分の頭脳の中身を陳列し合う共進会。ただし、誰も彼も自分の商品を並べ立てるのに忙しく、隣人が並べてみせる商品を眺める余裕など、全然ないのが普通。 | ||||||
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![]() | 中島義道 哲学者 | |||||
虚栄心(Eitelkeit)ほど滑稽かつ悲壮なものはない。誰でも他人の虚栄心を笑う。しかし、自分の虚栄心を笑うほどの余裕はないのである。 | ||||||
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![]() | フランソワーズ・サガン 小説家 | |||||
いまの時代でもっとも贅沢なことは時間的に余裕を持つことです。社会は人の時間を奪っていますから。 | ||||||
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![]() | 佐藤一斎 哲学者 | |||||
リーダーに必要なことは、主に以下の5点である。①常に大局を見る余裕を持ち、冷静沈着さと大きな度量を兼ね備える②仕事が出来なかったり気に入らなかったりしても、部下を信用して仕事を任せ、褒めるべきは褒め、指導すべきは指導し、能力が発揮できる環境を整える③仕事の重要度と緊急度を正しく見定め、関係者間で情報を共有し、本当に重要な仕事だけを、無駄を省いて効率的に進める④問題の細かいところに入り込まず、広い視野で多角的に、高い視座で長期的に、深い思考で合理的に判断を下す⑤時代の大きな流れに逆らわず、古い慣習に縛られず、その時の状況に合わせて柔軟に考え方を変化させる。 | ||||||
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![]() | 中島義道 哲学者 | |||||
私の告白に誘われて、多くの読者が自分の不幸を私に告白する。私に助言を、「救い」すら求めるのである。だが、私は彼らを救えないことは当然ながら、助言すら与えられない。なぜなら、私は私の人生を語っているだけであって、他人の人生に関与するだけの能力も気力も余裕もないからである。 | ||||||
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![]() | 孔子 哲学者 | |||||
家庭では年長者に愛情を注ぎ、外出しても同じように振る舞う。信用を得るように努力する。大勢の人を愛し、しかも仲良くし思いやりをしめす。こういうことを実践して、それでも余裕があるなら学問を学ぶべきである。(弟子入則孝、出則弟、謹而信、汎愛衆而親仁、行有余力、則以学文。) | ||||||
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![]() | 村上春樹 小説家 | |||||
この世界において、退屈でないものには人はすぐに飽きるし、飽きないものはだいたいにおいて退屈なものだ。そういうものなんだ。僕の人生には退屈する余裕はあっても、飽きているような余裕はない。たいていの人はそのふたつを区別することができない。 | ||||||
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